衣替えは、片付け上手になるための『予行練習』。迷わず進めるコツとは?

朝晩に涼しさを感じる今日この頃、今年もまた「衣替え」の季節がやってきましたね!

「今年はどんな服を着ようかな?」と楽しみな気持ちがある一方で、ちょっぴり億劫になってしまう自分もいます……。

なぜなら、クローゼットを開けた瞬間、あの「判断の山」と向き合うことになるからです。

衣替えのたびに口にする言葉トップ3に食い込むのは、おそらく、

「あれ、こんな服あったっけ?」

ではないでしょうか。

買った記憶も薄れたまま、なぜか毎年着実に増えていく衣類たち……。

でも実は、衣替えって「片付け」というジャンルの中では、比較的取り組みやすい部類に入ります。

なぜなら、対象がほぼ「服」に限られていて、判断する基準も作りやすいからです。

つまり衣替えは、片付け上手になるためのちょうどいい「予行練習」でもあるんです。

今日は、その理由と、衣替えのついでにできる小さな片付けについてお話ししてみようと思います。

衣替えが面倒な本当の理由

衣替えが面倒くさい一番の原因は、服を出したりしまったりする作業そのものよりも、実は「判断」にあります。

・この服、まだ着るかな?
・痩せたら着られるかも……
・もう着ない気もするけど、高かったしな……

服を手に「まだ着るかな」「痩せたら着られるかも」「高かったし」と、手放すか迷う女性

特に2つ目の「痩せたら着る」は要注意です。

毎年おなじみのセリフとして登場するわりには、その服の出番はなかなかやってきません(言い過ぎ)。

心当たりのある方も、一定数いらっしゃるのではないでしょうか。

そうやって一枚ずつ悩んでいると、あっという間に時間は過ぎていきます。

気づけば夕方。

それなのに、まだクローゼットの半分も終わっていない……なんてことも、よくある話です。

では、どうするのがオススメかというと、

「この1年、その服を何回着たのか」

を一度、冷静に思い返してみること。

「好きか嫌いか」「高かったか安かったか」だけで考えると迷いやすいのですが、実際に着た回数なら比較的客観的に判断できます。

一度も袖を通さなかった服なら、「来年は本当に着るだろうか?」と考えてみる。

それだけでも、判断しやすくなります。

「1年着なかった服」はどうする?

とはいえ、

「1年着ていないなら捨てましょう!」

と言われても、そう簡単に「イエッサー!」とはならないものです。

そこで、判断に迷ったときにオススメなのが、

この1年、一度も着なかった服を、いったん「保留ボックス」に入れること。

クローゼットから出した衣類を広げ、灰色の服を一枚ずつ確認しながら仕分ける女性

冠婚葬祭用など、着る機会は少なくても用途がはっきりしている服は、別に考えて大丈夫です。

捨てるのではなく、まずは「保留」でOK。

いきなり手放すのはハードルが高いという方でも、それなら取り組みやすいのではないでしょうか。

ただし、箱には見直す時期を書いておきましょう。季節の服なら、次にその服を着る季節が来たときが一つの目安です。

箱を開けて、

「あ、これ入ってたんだ」

となったら、あらためて「今、着たいか」「着る場面があるか」を考えてみる。

いったん距離を置いたことで、手放すかどうかを決めやすくなることもあります。

衣替えの「ついで」で片付くもの

衣替えのタイミングは、実は服以外の物を見直す絶好のチャンスでもあります。

たとえば、

・夏に使った扇風機や除湿機などの季節家電
・来客用の布団や座布団(最後に使ったのはいつ?)
・中身が空っぽの衣装ケース
・なんとなく捨てづらい、ちょっと高級そうな紙袋

など。

衣類をたたんでクローゼットに収納する女性と、周囲に並ぶ収納ケース、紙袋、寝具、扇風機

服を入れ替えるついでに、こうした物も軽くチェックしてみると、思いのほかスペースが空くことがあります。

「衣替えのついでに、ちょっと片付いた」

この小さな成功体験が、次の片付けへのハードルをじわりじわりと下げてくれます。

いきなり家中を片付けようとすると大変ですが、「ついでに一つ」なら意外とできるものです。

収納は、ぎゅうぎゅうにしない

衣装ケースやタンスに服をしまうとき、隙間なくぎっちり詰め込みたくなる気持ちはよくわかります。

でも、「まだ入る」は、未来の自分への無茶振りです。

いま、衣装ケースやタンスの引き出しを一つ開けてみてください。

空きスペースがほとんどないなら、それは収納が狭いというより、持っている服の量を見直すタイミングかもしれません。

一つの目安として、しまい終えたときに2〜3割ほど余裕がある状態を意識してみるのもオススメです。

衣類がぎっしり詰まった収納ケースと、衣類を整理してたたみ、空間に余裕ができた収納ケースの比較

少し余白があるだけで、服を取り出しやすく、しまいやすくなります。

そして何より、

「しまう場所がないから、とりあえず椅子の上へ」

という新たな散らかりを防ぎやすくなります。

手放す服の量に合わせて考える

衣替えで不要な服が出たら、その量や状態に合わせて手放し方を考えてみましょう。

状態の良い服なら、ブッ〇オフやセ〇ンドストリートなどのリユースショップ、あるいはフリマアプリを利用すれば、多少なりともお金に変わることがあります。

不要な衣類を手放す3つの方法。リユースショップで売る、フリマアプリで出品する、自治体のルールに従って古着・古布の資源回収に出す

「捨てる」より「売る」ほうが、なんとなく気持ちも軽くなるものです。

一方で、

「売れそうにない」
「出品や持ち込みに手間をかけたくない」

という場合は、お住まいの自治体のルールを確認してみましょう。

古着や古布として資源回収している地域もありますが、回収方法や対象品目は自治体によって異なります。

そして衣替えをきっかけに、

「服だけじゃなくて、そもそも部屋全体に物が多いかも……」

と気づくこともあります。

まとめて片付けたいけれど、時間や体力をかけるのが難しい。

そんなときは、私たちのような片付けの専門業者に相談するのも一つの方法です。

自分でできるところは自分で。難しいところは誰かの力を借りる。

片付けも、それくらい気楽に考えていいのではないでしょうか。

季節の変わり目は、暮らしの中にある物を見直すのにちょうどいいタイミングです。

引き出し一つ、衣装ケース一つから。

まずは今年の衣替えを、「片付けの予行練習」にしてみませんか?

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