片付けは疲れる?大変?|片付けを習慣にする思考法
片付けなければと考えるだけで疲れてしまうことってありますよね?そんな気持ちに打ち勝って片付け始めるには、どうしたら良いのか、また、片付けを習慣にする方法について考えてみます。
片付け方がわからないために疲れる、大変だというケースもあると思いますが、この記事では気持ちの持ち方に焦点をあてて話を進めます。
片付け始めるために気持ちを整える
正直に言います。私も、片付けようと思うだけで疲れてしまって、なかなかすぐに片付け始められない時があります。
まずは、片付け始められない原因と対処法を探ってみます。
片付けを余分な仕事と思ってしまう
会社で、やらなくてもいい余分な仕事を言いつけられたら、どんな気持ちになりますか?
嫌な気持ちが先に立って、なかなか始められませんよね。一方で、自分が役に立っているという実感を持てる仕事には、積極的に取り組むことができます。
片付けは、どうしても今日やらなければいけないというものではありません。片付けなくても死なないし、片付けても感謝されることが少ないし、心の奥で余分なことのように思ってしまいがちです。
片付けは余分な仕事という潜在意識が、なかなか始められない原因の一つだと思います。
片付けができないことで、プレッシャーを感じていませんか?
「片付けなんて簡単なことが、なぜ自分はできないのだろう」と思い込んでしまったり、家族がそう思っていたりすることで、恥ずかしさやプレッシャーを感じてしまうこともあるでしょう。
必要のないプレッシャーは、あなた本来の行動力を奪ってしまいます。
後でお話しますが、私は、「片付けは簡単」と単純に言えるものではないと思っています。仮に、今までできなかったとしても恥ずかしさを感じる必要もありません。
片付け始めるための気持ちの整え方
適度に片付けや掃除ができている部屋は落ち着きます。そして、落ち着いた部屋は疲れが取れやすく、新たなことにチャレンジするための可能性を高めてくれます。
片付けが大切なことであることは、疑いの余地はないでしょう。
あなたが、片付けをどういう位置付けで考えるかはもちろん自由ですが、片付けの効果を想像してみてください。
一見、どうでもよさそうなことの中に、時として大切なものが隠れていることがあります。
私は、片付けとはそういうものだと思っています。
片付けようと思えたら、自信を持って始めてみましょう。
片付け始めてみると、何かが変わる
始める前に、完了までの道のりをおおげさに考えすぎてしまうと、なかなか始められません。
片付けも同じです。
でも始めて見たら、それほど大変じゃなかったという経験はありませんか?
…そうなんです。
思い切って始めてみたら、意外にできてしまうことも多いのです。悩んでいるよりも、やった方が早いと思えたら最高です。
片付け始めてみれば、徐々に片付いていく様子があなたを支えてくれるでしょう。
片付けを習慣にするために気持ちを整える
片付けに限らず、何かを習慣にするまでには、ちょっと努力が必要です。
なぜ習慣にすることができないのか、その原因と対策を考えてみます。
片付けの労力を過小評価していませんか?
ともすると、片付けなどの家事は軽く見られがちです。仕事に比べれば、簡単なことだと…。
じゃあ、そんな簡単なことがなんでできないの?という話です。
私は、そこには大きな勘違いがあると考えています。
それは、片付けが簡単なのか難しいのかを考える前に、間違いなく労力が必要だということを忘れがちなことです。
汚部屋を片付ける場合や、完璧な片付けをしようとすれば、必要な労力はさらに増します。
1年間片付けなければ、1年間分の労力が必要になります。
必要な労力を意識しないで片付けると、ちょっとやっただけで挫折してしまうという悪循環から逃れられなくなってしまいます。
必要な労力の見積もりは、感情を抜きに論理的に考え、どのくらいの期間でリセットするのかを冷静に決めるべきだと思います。
自分でできる限界を超えていると判断したら、早めに業者に頼むことも視野に入れてください。
片付けのことを、簡単だと思っていませんか?
適度に片付いていれば良しとするか、それとも完璧な状態を目指すのか、どこに目標をおくかによって片付けの難易度は変わります。つまり、技術的には簡単にも難しくもなるわけです。
片付けを習慣にしたいと思う人は、技術的には簡単なレベルを目指せば良いと思います。
ところが「簡単」という言葉には落とし穴があって、「簡単=すぐできる」と勘違いしてしまいがちです。
技術的には簡単だと思って良いと思いますが、労力面からは安易に簡単だと思わず、必要な時間として見積もることが大切です。
片付けを習慣にするための気持ちの整え方
片付け始めてみたけれど、全然片付かなくて挫折してしまったという声もよく聞きます。何年も片付けないで過ごしていた場合は、特にです。
では、どうしたら良いのでしょうか?
その日、その日の結果ばかりを見ないで、続けられている自分を褒めてあげることが大切です。
少しずつでも、毎日片付けを続けることができれば、いつかは必ず片付きます。
習慣にすることができれば、徐々に上手になります。そして、片付けが簡単(技術的にも労力的にも)になっていくことを実感できるでしょう。
そうなれれば、しめたものです。
まとめ
片付けは、あなたや家族が、より幸せになる可能性を秘めたものだと思います。片付け始めようと思えたら、片付けの効果を信じて、自信を持って始めてみましょう。
その際は、片付けにかかる時間を冷静に判断しておくことをおすすめします。
片付け始めたら、その日の成果に一喜一憂しないで、自分が継続できていることを褒めてあげてください。小さな達成感の積み重ねが、目標達成へのエネルギーになるでしょう。
疲れる、大変だと思った時に助けてくれるもの
突然ですが、ユーモアに関する名言をご紹介します。
【マハトマ・ガンジー(弁護士、宗教家)】
もし、私にユーモアがなければ、これほど長く苦しい戦いには耐えられなかったでしょう。
【ウィリアム・ジェームズ(哲学者)】
楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。
【美輪明宏(シンガーソングライター、俳優)】
惨めな自分を笑い飛ばすユーモアは先人の知恵。どんなに辛いときでも明るく生きる高等技術。
【アルベルト・アインシュタイン(理論物理学者)】
唯一の救いは、ユーモアのセンスだけだ。これは、呼吸を続ける限りはなくさないようにしよう。
【ジークムント・フロイト(精神医学者)】
ユーモアと言うものは機知や滑稽と同じく何かしら我々の心を開放するものを持つのみならず、何かしら魂を抑揚させるようなものを持っている。
ユーモアは、苦しい時に人を救ってくれます。
片付けのお供に、ユーモアを!
YouTube 片付けトントンチャンネル
片付けトントンチャンネルのコンセプトは、「見るとスッキリする」「思わず片付けたくなっちゃう」です。
ユーモアも大切にしています。
「片付けトントンの動画を見ながら片付けると捗る!」というコメントも多数いただいています。
片付けのお供に、片付けトントン!
片付けトントンの新人スタッフ、クッシーことクシダです。
今回は、いらないものを分別した時の様子です。

たくさんの種類のものを、一気に片付けようとすると混乱します。
効率良く片付けるためには、量の多そうなもの3〜4種類を入れる袋を身近に準備して分別し、量の少ないものは一旦よけておく方が良いことを学びました。