片付ける意味・理由をハッキリさせ、暮らしを素敵に
片付ける意味・理由について、あなたは深く考えてみたことがありますか?「キレイに片付いた部屋の方が暮らしやすい」ということは、もちろんあります。しかし、もっと自分なりの具体的な理由を見つけ出すことができれば、片付けの質が向上するでしょうし、挫折することもなくなるかもしれません。
YouTubeで片付けトントンの動画をご覧いただいた方から、「終活や断捨離の他に、趣味を極めるための片付け」についてブログに書いて欲しい、というご要望をいただきました。
「趣味を極めるための片付け」という言葉には、ときめきを感じます。
一般的な「片付ける意味・理由」
なぜ片付ける方が良いのか、一般的な理由をリストアップしてみます。
【一般的な理由】
・帰りたい部屋になる
・気持ちが休まる、体が休まる
・生活習慣が良い方向に変わる
・ステキなものが見えてくる
・運気が上がる(かもしれない)
詳しくは、次の記事に書きました。
これだけでも「片付ける意味・理由」として別に不足はないようには思いますが、ちょっとインパクトが足りないかもしれません。
具体的な「片付ける意味・理由」
せっかく片付け始めても、途中で挫折してしまったり、元のゴチャゴチャした部屋にリバウンドしてしまったりする場合、「片付ける意味・理由」が、十分な動機になっていない可能性があります。
それでは、十分な片付けの動機を得るには、どうしたら良いのでしょうか?
1、本当にやりたいことをリストアップしてみる
家にいる時、どんなことができたら嬉しいですか?
極論かもしれませんが、そんなに片付いていなくても、好きなことができたらステキです!
【自分が本当にやりたいことを、リストアップしてみましょう】
・料理が好きだから、素敵なキッチンにしたい
・映画や音楽をゆっくり楽しみたい
・誰にも邪魔されずに、ゆっくりと本を読みたい
・友達を呼んで、わいわい楽しみたい
・趣味の模型を、うまく陳列して楽しみたい
・楽器の演奏を楽しみたい
などなど・・・いっぱいありそうです。
その中で、最もしたいことを一つ選んでください。
そして、それを具体的な「片付ける意味・理由」と仮定してみましょう。
2、本当にやりたいことを実現するために、理想の部屋のイメージを考える
具体的な「片付ける意味・理由」を決めたら、それを実現するために、部屋をどう片付けたら良いか考えます。
やりたいことをする場所を作るのは、決して簡単ではないかもしれませんが、一度きりの人生です。
楽しまなきゃ損です。
しかし、家の中のスペースは有限です。
好きなことをするための場所を作りたいなら、生活に支障のない範囲で、他のスペースを解放しなければいけません。
一番効果的なのは、いらない物、何年も使っていない物を処分するという方法です。
時間もスペースも有限で、あなたも一人しかいないのです。
あれもこれもと思っても、そんなにたくさんのことはできません。
何か好きなことをするということは、他の何かを捨てるということです。
喜んで捨てても惜しくはないと思います。
3、理想の部屋にしたら、何か問題が起こらないかチェックする
いくら好きなことをできるのが大切とはいえ、寝る場所がなくなったり、お風呂に入れなくなってしまったりしたら大変です。
また、家族や近隣に迷惑をかけるのも避けなければいけません。
暮らしやすさと、うまくバランスを取るのがポイントです。
家に損傷を与えないか、健康被害が発生しないかも含め、問題が起こらないことを事前にチェックしましょう。
理想の部屋のイメージを家族に話し、了解を取っておくことも忘れないでください。
4、理想の部屋を実現するために片付ける
あとは、実行あるのみです。
モチベーションの高い動機であればあるほど、実現の可能性は高まります。
5、片付けが思うように進まなくても、焦らない
変な例えで恐縮ですが・・・
私は、趣味で木工をしていた時期があります。木工は、切断、研磨、塗装などなど複数の工程があり、焦って作業するとたいてい失敗します。良いものを作るには、気持ちの安定が必要で、その日に計画した以上の作業をしない方が効果的でした。
スムーズに片付けられなくても、決して焦らないでください。今日できた自分を褒め、目標に一歩ずつ向かっていることに満足すれば良いと思います。
その方が、幸せです。
趣味を極めるための片付けのポイント
「趣味を極めるための片付け」は、とても楽しそうです。
どんなパターンがあるかと、その片付けのポイントについて考えてみました。
芸術・職人系
絵、手芸、プラモ作りなどの創作は、深い達成感が得られる素晴らしい趣味です。
「芸術・職人系」片付けのポイント
道具や材料が取り出しやすいように配置しておくなど、機能性が大切です。目指すは、職人の作業部屋でしょう。
創作しながら、その都度置き場所を工夫していけば、作品の上達と共に、徐々に機能的になっていくと思います。
使われることを前提とした、機能美ってステキですよね。
しかし、あまりやりすぎると、部屋が工場化してしまいます。ご注意ください。
邪魔しないで系
読書、映画・音楽鑑賞、猫を愛でるなどの趣味を持っている人は、なるべく静かな環境で、落ち着いた気持ちで趣味に没頭したいと思っているはずです。
少しの時間でも良いから、誰にも邪魔されずに!
私は本と猫が好きなので「邪魔しないで系」ですが、こんなこともあります・・・

妻は、こんな感じで掃除しています↓↓↓

掃除してくださるだけで私はもちろん幸せですが、猫には「うるさいけど我慢してね」と言い聞かせています。
「邪魔しないで系」片付けのポイント
まるごと一部屋を自分の空間にできればベストですが、普通は、なかなか難しいですね。
そういった場合は、たとえ狭くても自分だけの場所を作り、オシャレなパーテーションで囲ってみたらいかがでしょうか?
そこにいる時は、なるべく声をかけないように家族に頼んでおくのも良いと思います。
しかし、あまりやりすぎると、気がついた時には誰も遊んでくれなくなるので、注意が必要です。
騒音・振動系
楽器演奏、大音量での映画・音楽鑑賞、ランニングマシンなど、家族には「外でやって来い」と思われていそうな趣味を持っている場合です。
これは、けっこう迷惑です。
私はドラム演奏も趣味で、電子ドラムを部屋にドーンと置いています。
ヘッドフォンをして叩けば多少は静かですが、「パコパコポコポコ」と家族には非常に鬱陶しいようです。
特に、猫の皆さんが気になさっていらっしゃるようなので、気をつけなければいけません。
「騒音・振動系」片付けのポイント
お金に余裕があれば、防音室やトレーニングルームを作りたいところですが、なかなかそうもいきません。
とりあえず、好きなことをする場所だけは確保し、家族のいない時などを見計らって楽しむようにしたいものです。
隣近所にも迷惑がかからないよう、スタジオで練習するなどの配慮も必要です。
コレクション系
好きなものを手に入れるのは、とても楽しい体験です。
骨董、フィギュア、プラモなどのコレクターは、やはり次々と買ってしまいがちです。
「コレクション系」片付けのポイント
いくら好きなものでも、生活に支障をきたすレベルまで溜め込んではいけません。
蔵でもあれば別ですが、部屋のスペースを考え、なるべく厳選したものを、いつでも愛でられるようにディスプレイしてみてはいかがでしょうか?
本が好きな人は、コレクション系と似た傾向があります。
あまり溜め込まないよう、時々いらない本、物を処分した方が良いでしょう。
ご質問にお答えします
YouTubeをご覧いただいた方から、スタッフの岡本君に関するご質問をいただきました。
スタッフの岡本↓↓↓
質問1「ライター岡本さんが入社してきて、こいつ、ちーとヤバいって思った方は何人いるのだろうと気になっている私」
大変に興味深い質問です。
岡本君が入社した時、彼のことをどう思ったか、先輩スタッフ15名に聞いてみました。
「ちーとヤバいって思った」が60%、「ちょっとだけヤバいと思った」が20%と、合計で80%のスタッフが「岡本君=ヤバい人」と感じたと証言しています。
皆さまも同じご意見だろうと思われますが、ちょっと待ってください。「特にヤバいとは思わなかった」が20%もいることは、逆に不思議だと思いませんか?
先輩の高橋君の証言をご覧ください。
高橋君は、最初は「特にヤバいとは思わなかった」が、1ヶ月後には「ヤバいやつ」として認定したと言っています。
つまり、「特にヤバいとは思わなかった」という20%のスタッフは、第一印象だけで岡本君を判断してしまったのではないかと推定されます。
人を第一印象だけで決めつけるのは、良くないと思います。
質問2「ライターの岡本さんが、ちょいちょい何を言っているのかわからないときがありますが、皆さんは突っ込まないのですか?」
岡本君が何を言っているのかわからない時、どうするか聞いてみました。
「突っ込まないようにしている」が67%と、ちょっと意外な結果です。
なぜなのか、原因を探ってみます。
安永君の証言↓↓↓
YouTube編集担当の証言↓↓↓
つまり、「突っ込まないようにしている」のは、「泥沼になりそうだから」という自分本位な理由であることが徐々にわかってきました。
一方、明るい材料もあります。
宮井君の証言↓↓↓
宮井君、ありがとう!
岡本君のことは、宮井君にお任せします。