スティービー・ワンダーに学ぶ「捨てること」の意味

こんにちは、トン十郎です。
秋の夜長、楽しくお過ごしですか?
芸術の秋、食欲の秋、行楽の秋、読書の秋。
それから、片付けの秋(意外に、秋は不用品回収の依頼が多いのです)
今日は、天才と呼ばれる人たちが、「捨てること」をどのようにとらえているか、について調べてみました。
スティービー・ワンダーに学ぶ「捨てること」の意味

スティービー・ワンダーをご存知ですか?
彼は生まれてすぐに視力を失いましたが、幼少期からプロミュージシャンとして活躍。
ボーカル、鍵盤楽器のほか、ドラム、ベース、ハーモニカなど数々の楽器を自在に操り、作曲、編曲、プロデュースもこなします。そして、音楽ジャンルを超えた彼独自の世界感を築き上げ、世界中の名だたる音楽家に影響を与えてきました。
マイケル・ジャクソンらと共に参加した「USAフォー・アフリカ」の収録の時のこと。
プロデューサーのクインシー・ジョーンズがイライラして声を荒げた時、「怒っちゃだめだよー」と、お茶目にたしなめるなど、暖かい人柄でも有名です。
彼の作曲家としての才能は万人が認めるところですが、多作家としても有名。アルバムを作るときは、なんと収録曲数の10倍を作曲すると言われています。
アルバム1枚に10曲入れるとして、100曲作る。うん?なんと、90曲を捨てることになりますね。
自分が苦労して作った曲を、90曲捨てるなんて!
スティービー・ワンダーにとっての、曲を捨てること。
片付けする時の、モノを捨てること。
何か、「捨てること」って、自分が考えるよりも奥が深いのかもしれない。
そんな感じがしてきます。
スティーブ・ジョブズに学ぶ「捨てること」の意味

スティーブ・ジョブズはApple社の元CEOで、iPhoneなど数々のヒット商品を世に送り出した人物。
その、スティーブ・ジョブズの言葉をご紹介します。
「何かを捨てないと前に進めない。」
「何を捨てるかで誇りが問われ、何を守るかで愛情が問われる。」
スティーブ・ジョブズの言う「捨てること」と、片付けの時に「捨てること」は、同じ次元の話ではないかもしれません。
でも、事業のために開発してきたモノが、ユーザーにとって良いモノではないから捨てる、家族の幸せのために何かモノを捨てる、を比較してみた時、どちらが劣るということはない。
スティーブ・ジョブズは、なぜ「捨てること」について、わざわざ言及したのでしょうか?
ユーザーのためにはイマイチだけど、一所懸命に開発してきた製品を捨てるには惜しい、販売したい、と考えるのが普通の人間でしょう。
「捨てること」が難しいゆえに、彼はこの言葉を残したのですね。
捨てられないのは、決して恥ずかしいことではない
作曲したが、あまり良くない曲。
開発したがイマイチの製品。
家庭の不用品。
みんな、捨てることに悩んでいます。
捨てられないのは、決して恥ずかしいことではない。
もう一度、スティーブ・ジョブズの言葉を!
「何かを捨てないと前に進めない。」
「何を捨てるかで誇りが問われ、何を守るかで愛情が問われる。」
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