高齢者の転倒防止とロコモ体操(生前整理編)

こんにちは、トン十郎です。
高齢者にとって、家の中にはどんな危険が潜んでいるのだろう?
ケガが原因で寝たきりになった、という話しもよく聞きます。
…誰しもステキなシニアライフを送りたいはず。
今日は、家の中の危険と対策について考えてみます。
高齢者の転倒事故
2015年9月26日の朝日新聞に、こんな記事が載っていました。
足回り 整理整頓を 高齢者の転倒 多い自宅内
東京消防庁の調べでは、2014年に日常生活の事故で救急搬送された高齢者のうち、転ぶ事故による搬送は4万6758人。全体の約7割を占め、「階段などから落ちる」「ぶつかる」といったほかの事故より多かった。(中略)中でも居室・寝室は1万7881人と目立って多い。さらに玄関・勝手口、廊下・縁側と続く。」
ー朝日新聞(2015年9月26日付)
自宅の中の普段よくいる場所で転び、ケガをしていることがわかります。
なんとか対策をしておきたいものです。
転倒事故を減らすには、片付けや整理・整頓が必須

墓場には、お金や物を持っていけません。
思い切っていらないものを処分すれば、スペースが広くなって暮らしやすくなるし、自分に何かあった時の子どもたちへの負担も減らすことができます。
まずは、いらないものを処分しましょう。
いらないものが処分できたら、次の課題です。
・ものを床に置かない。(新聞やチラシなども、床に置くとすべるので危険)
・カーペットは、フチがめくれないように固定する。
・コード類は足をひっかけやすいので、むき出しで通路に置かない。
・数センチの段差には、スロープを設置する。
・手すりをつける
なかなか大変そうで腰が引けるかもしれませんが、転ばぬ先の杖。
業者に相談してみるのも良いかもしれません。
ロコモ対策で、要介護になるリスクを減らす!

“開眼片足立ち訓練”
「ロコモティブ・シンドローム」という言葉をご存知でしょうか?
日本整形外科学会が提唱している概念で、「ロコモ」とも言うそうです。
ロコモとは「運動器の障害により要介護になるリスクの高い状態」
になること、と日本整形外科学会のホームページに書いてありました。
ロコモ度テストのやり方や、ロコモ対策も解説されています。
ぜひご覧ください。
日本整形外科学会 新概念「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」のページ
http://www.joa.or.jp/jp/public/locomo/
「片脚立ち」と「スクワット」を毎日続けることで要介護になるリスクを減らせるなら、やってみる価値があると思いませんか?
「ロコモ対策」は誰にでも効果的か?
私の妻は、とってもスリリング。
一緒に暮らしていると、ドキドキが止まりません。

全力で買い物をする、私の妻
ちょっと思い出すだけでも…
自転車で転んで顔面スライディングしてしまい、「顔が傷だらけ、歯も折れた」と電話がかかってきた時は、本当にビビりました。
他にも、銀行の花壇に全力で突っ込んでみたり、工場の塀にぶつかっていって何針も縫ってみたり…。
何にでも全力で取り組む性格で、自転車をこぐのも歩くのもフルパワー。それに、体力もあるのでケガもひどくなりがちです。
私の妻の場合は、「ロコモ対策」しなくてもいいと思う。
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