老後の不安、老後の資金を考えた(生前整理編)

こんにちは、トン十郎です。
高齢者市場は100兆円規模、という報道をお聞きになったことがあると思います。
ずいぶん景気が良い感じに聞こえます。
私は単純なので、「派手に使いまくるぞ」と勘違いしてしまいそう。
…注意しなければ!
年金収入だけで暮らせるの?
【収入ダウンの「崖」、まず備えを】
最初の「崖」は60歳。多くの人は、定年した後も、満額の年金を受け取れる65歳まで会社の再雇用制度で働いています。しかし、50代までと同じ給料をもらえることはまずありません。年収は50代の3分の1程度になると思っていたほうがいいでしょう。
そして、65歳で年金だけの生活に入ると、収入はもう一段ダウンします。これが2回目の「崖」です。
年金生活に入った夫婦は、どんな暮らしをしているのでしょう。参考になるのが総務省の「家計調査」です。
2015年の調査では、夫65歳以上、妻60歳以上で無職の夫婦の場合、収入は主に年金で年間256万円。支出は331万円で、1年で75万円の赤字です。ー2016年4月4日の朝日新聞 「なるほどマネー」
1年で75万円の赤字!?
これは、あくまで統計であり、共働きで長年にわたり二人とも厚生年金を支払っていたようなケースは赤字ではないと思います。(お金の使い方にもよりますが…)
しかし、老後の資金繰りは、なかなか厳しいですね。
定年して退職金をもらったら、ご褒美に豪華な海外旅行に行こう。
…水を差すようですが、ご夫婦で老後の楽しみを話し合う前に、生活設計をしてみることをおススメします。
(ウチも、そろそろ試算して見なければ…)
100兆円規模の高齢者市場を狙ったビジネスが、話題になっています。
例えば、高齢者に魅力的な商品が発売されたとして、ホイホイ買って良いものかどうか?
ここは慎重にしなければいけません。
収入ダウンを何でまかなうか?

私は、定年退職後に働かなかったら、きっと数か月後にはボケボケになりそう。
家族のためにも自分のためにも、働けるうちは働こうと思っています。
シルバー人材センターもいいかも。
働いて稼いだお金を、多少は自分の楽しみに使うようにできたら、モチベーションが上がりそうです。
老後のことって不安です。
その不安が何かを具体的にして、解決策を見つけていきましょう。
最後に、元気の出る言葉をご紹介します。
【ジャーナリスト・評論家、立花隆(75)】
いま、年をとるのは面白いなあと感じます。「40、50は洟(はな)垂れ小僧」という有名な俗諺(ぞくげん)を実感しますね。50代で見えなかったことが60代で見え、70代で発見もあります。40、50のとき偉そうな顔をして、いっぱしのことを口走ったが、いまはチャンチャラおかしいという感じです。年をとることは、世の中がよく見え、ものすごくいいことです。ー2016年4月4日の朝日新聞 「人生の贈りもの」
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