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2016-06-24

【実家の片付け】洋服40kg処分!コツとビフォーアフター

漫画「生前整理後でハイなみちトン」の巻

先日、名古屋に住む母方の祖母が自宅で転んでしまい、急きょ母の実家を「できるだけ安全に」ととのえることになりました。

布団から介護ベッドへ、こたつからダイニングこたつ(椅子に座って入れるこたつ)へ。

新しい家具を入れるため、まずは不用品を処分しなければなりません。

両親と祖母宅に通い、業者にも手伝ってもらって、何とか片付けました。

(その様子は、実録・実家の片付け漫画①名古屋人のどえりゃあ生前整理から)

今回は、私の担当した「祖母と一緒にやる、祖母の服の生前整理」について詳しく書きたいと思います。

処分する衣類の写真

今回整理した服:70Lの袋8つ分、約40kg

1.こんまり流・服の片付け方法を実践してみる

こんまり流の服の片づけとは

家にあるすべての服をまず床に並べる

まず、家じゅうのすべての収納から自分の服類を集めてきます。
クロゼットの引き出しから、寝室のタンスから、ベッドの下の収納から、「一つ残らず集めること」がポイントです。

人生がときめく片づけの魔法/近藤麻理恵

こんまりさんの服の片付け方法では、一度すべての服を床に並べ、そこから種類ごと、オフシーズンのものから一つひとつ手にとって「ときめく」かどうか判断していきます。

めんどくさがり屋な祖母のこと、たくさんの服を目の当たりにすると逃げ出してしまいそうです。

そこで、こんまりさんの片付け方法を参考に、少しアレンジすることにしました。

まずは、「ざっくり整理」する

洋服の仕分け(ざっくり)中の写真1

1棹目

タンス1棹分ずつ小出しにして山を作り、一つひとつ手にとって手放す・残すを決めます。

洋服の仕分け(ざっくり)中の写真2

2棹目

ポイントは、悩まないこと。悩むくらいなら「残す」にします。

手放すものはビニール袋に入れ、残すものは種類ごとに分けて山にしておきます。

しまったりたたんだりしてはいけません。

種類ごとに、もう一度「ときめきチェック」する

Tシャツの仕分け前の写真

種類ごと、できるだけきれいに床に並べて、もう一度チェックします。

祖母も「たくさん捨てたのに、Tシャツだけでまだこんなにあるのねぇ」と驚いていました。

Tシャツの仕分け中の写真

見比べてみると、くたびれているものや好みでないものが、ひとめでわかります。

半袖Tシャツの次は長袖Tシャツ、続いてブラウス、ワンピース、カーディガン、セーター、ズボン…と順番にチェックしていって、残っていたものの3割くらいを「手放す」にすることができました。

「使うもの最優先」収納をする

引き出し(春物)片付け後の写真

こんまりさん流では、奥が濃い色、手前が薄い色でグラデーションになるように収納します。

今回は、使う頻度を基準に並べます。

祖母に聞き取りをして、手前から使うもの順に収納しました。

2.生前整理のビフォーアフター写真

祖母の手持ちのタンスは大きいものが5棹、やや細長いものが1棹。

タンスの使い分けは特になく、コートもブラウスもカーディガンもズボンも、6棹のタンスに季節関係なくごっちゃに入っていました。

引き出しの整理前と整理後

片付け前の引き出しの写真

写真をこれしか撮っていませんでしたが、どの引き出しを開けてもこんな状態でした。

種類ごとに分けるどころか、たたんでもいません。

タンスは、こんな感じになりました。

引き出し(夏物)片付け後の写真
引き出し(秋冬物1)片付け後の写真
引き出し(秋冬物2)片付け後の写真
引き出し(ボトムス)片付け後の写真

この状態を祖母が維持できるとは思っていません。

これから少しずつ改良を重ねて、祖母にとって「使いやすくて維持しやすい」収納にしていくつもりです。

クローゼットの整理前と整理後

クローゼットの片付け前の写真

見事にバラバラです。

ありえない向きのハンガー(手前からかけずに、奥からかけてある)があります。

クローゼットの片付け後の写真

たたんでも大丈夫な服は引き出しに移動して、クローゼットは一張羅を入れることにしました。

一応種類ごとにまとめて収納しています。

3.実家の片付けで服を減らすとき、枚数の目標は決めるべき?

漫画「整理の目標枚数は決められない」の巻

服の整理についてネットで調べると、「○○枚捨てる」や「手持ちを○○枚までにする」という表現を見かけます。

整理を何度もこなしたエキスパートでないと、その境地には達せないと思います。

祖母にとっては、初めての生前整理です。洋服を捨てるのも何十年ぶりです。

今回は、具体的な枚数の目標は定めないほうがいいと判断しました。

離れて暮らしているので、祖母にとって「本当に必要な洋服の量」が私にはわかりませんし、目標を決めてしまうとイライラすると思ったからです。

4.「こんな部屋にしたい」という共通認識があればいい

「タンスをいくつか捨てないとスペースがない」

祖母は、介護ベッドが来るのを心待ちにしていました。

  • タンスをいくつか処分しないとベッドが入れられない
  • 服が多すぎる

この2点はわかってくれていたので、やりやすかったです。

5.生前整理は、時間でキッチリ区切ろう

ラスト30分、ランチを楽しみに整理する二人のイラスト

服の整理に使える時間は、朝8時〜11時の3時間と決まっていました。

祖母にも伝えてあったので、「もうあと1時間しかないね」と気にしながら仕分けをしてくれました。

生前整理の後はお気に入りのカフェで食事の予定だったので、それも良かったのだと思います。

6. 親の服を生前整理するコツ・まとめ

我が家の場合は、以下の5つがポイントでした。

  • 片付けの先人たちのノウハウを、ちょっとアレンジして使う
  • 枚数などの具体的な目標は決めない
  • 「こんな部屋にしたい」という共通認識を持つ
  • 時間を決めて、キッチリ守る
  • ささやかなご褒美タイムを用意しておく

たくさんの服があったので不安でしたが、終始穏やかに、喧嘩することなく生前整理できたのでよかったです。

その後タンス2棹を処分して、念願のベッド生活が始まりました。

片付け後・ベッドルームの写真

寝心地がよくて快適だと喜んでもらえて、私も嬉しいです。

7.追記:一ヶ月後、様子を見に行ってみると…

なんと、洋服をたたむようになってくれていました!!

こっそりタンスを開けて見たらちゃんとたたんでしまってあって、思わずウルウルしてしまいました。

以前の収納は、

  • 服が多すぎる
  • 何棹ものタンスにぎゅうぎゅうに収納されている
  • 着るものを探すために、引っかき回さなきゃいけない
  • たたんでも意味がない

という状態だったのが、生前整理をしたことによって、

  • 服の量が適正量に近づいた
  • 用途ごとに分けて、多少の余裕を持って3棹のタンスに収納されている
  • どこに何があるかわかるので、取り出しやすい
  • しまいやすい

このような変化があって、祖母が自分でたためるようになったのかなあと思います。

以前は、部屋のあちこちに着たのか着てないのかわからない服が置いてありましたが、きちんとたたんでしまえるようになったら、それも無くなったようです。

部屋が雑然としていたのは、祖母がだらしない訳ではなく、収納のシステムが整っていなかったからなんだとわかりました。

一緒にやってよかったなあ、と心から思いました。

実録・実家の片付け漫画シリーズ一覧

第1話:実家の下見&恐怖の2時間片付け

実録・実家の片付け漫画①名古屋人のどえりゃあ生前整理

第2話:イケメンスタッフに応援要請!

実録・実家の片付け漫画②名古屋人のおおちゃく不用品処分

第3話:「生前整理・片付けのための買い物」に行ってきた

実録・実家の片付け漫画③名古屋人のやろみゃあ生前整理

第4話:「生前整理的模様替え」をしてもらった

実録・実家の片付け漫画④名古屋人の部屋を模様替えしてちょ

第5話:片付け完了!ビフォーアフターをまとめてご紹介

実録・実家の片付け漫画⑤名古屋の生前整理ビフォーアフター

後日談:高齢者の一人暮らしと生きがい

高齢者の一人暮らしと生きがい(生前整理編)

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