物を持たないミニマリスト、物を持てない貧乏生活

こんにちは、トン十郎です。
物を持たない「ミニマリスト」と、物を持てない「貧乏生活」。
今日は、そのあたりのことを真面目に考えました。
ファッション業界もミニマリストブーム?

今、ノームコアがファッションのトレンドだそうです。
ノーマルとハードコアを組み合わせた造語で、「究極の普通」のこと。
ミニマリストの皆さんに人気だとか。
ノームコアなんて難しい言い方をされちゃうと腰が引けますが、僕なんて、ず~っとノームコアしてきました。
僕のノームコアの歴史、スティーブ・ジョブズのそれ並みに長いですよ。
…なんて言うと、きっと大間違い。
やっぱり、オシャレじゃないとダメなんですよね。
オシャレな皆さん、お願いだから、普通の人の領域を侵すのはやめてください。
これ以上いじめないで…(^^)
ファッション業界も、ミニマリストブーム?
…違うな、きっと。
服がいっぱい売れないと、業界が成り立たないもんね。
買わない選択をすることが多いミニマリストの皆さんの心をくすぐるノームコア。
恐るべし、ファッション業界。(Appleもですが)
「幸せ!ボンビーガール」は、なかなか面白い

日本テレビの「幸せ!ボンビーガール」の視聴率が、かなり高いようです。
「貧乏でも幸せな人生を送る女性」を一般から募集して、その生活ぶりを紹介する番組。
自分で応募してきただけあって、貧乏でも底抜けに明るい人が多い印象です。
なかなか面白い番組ですね。
20年以上前のある日
私も、テレビ局から「貧乏な人の特集をやりたいから、取材させて欲しい」と頼まれたことがあるのです。
その当時、文章をいろいろなところに投稿していたのを見て、「コイツは貧乏だな」と思って電話してきたそうです。
…たしかに貧乏でしたけどね。
でも、あの頃は頭が固かったので、断りました。
出演しておけば、後で思いっきり笑えたのに(^^)
残念!
「ビンボーハッピー」という考え方

遠藤諭氏は、「ソーシャルネイティブの時代 ネットが生み出した新しい日本人」という本で、「ビンボーハッピー」について、このように書いています。
「バブル後世代の置かれている状況を見ると、さぞかし、彼らは地味でつましい生活を送っているだろうことが容易に想像できる。ところが、私の周囲にいる若人たちは、必ずしも不幸ではないように見えるのだ。(中略)
そんな彼らのことを、私はあるところで「ビンボーハッピー」と呼んだのだった。」
…何となくわかるような気はします。
でも、「ビンボーハッピー」とは言い過ぎでは?
ちょっと違和感を覚えます。
貧乏生活はハッピーか?

持たない暮らし。
ミニマリスト。
…これらは、別に貧乏とは関係ないですね。
持たない暮らしを選択するのは自由。
でも、強制的に持たない暮らしになってしまうのは、苦痛でしかありません。
幸せ!ボンビーガール。
ビンボーハッピー。
…貧乏という言葉に、軽い響きを持たせすぎな感じがします。
シングルマザーの貧困、子どもの貧困、老後破産。
貧乏は重いですよね。
トン十郎の子どもの頃…
おかずがフリカケだけの時もちょくちょく。
(味噌やマヨネーズをかける方が、断然美味しいと思いました)
私服がほとんどないので、ほぼ学生服で過ごす日々。
(ありがとう学生服!君がいたから乗り越えられた!)
学校から帰ったら内職の日々。
(内職なんてこの世から消えてなくなれ。内職恐怖症になりました)
…笑えるのは、このくらいのレベルまででしょう。
それも過ぎ去ってから。
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