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2016-01-26

週刊朝日の表紙にドキドキ【アンティーク名古屋編】

名古屋のアンティークショップで買った、古い週刊誌たちの写真

 

こんにちは、トン十郎です。

先日、名古屋のアンティークショップを回ってきました。

不用品回収や片付けの仕事をしていると、アンティークショップには親近感を感じます。

今日は、アンティークショップで買ってきたステキなものをご紹介します。

名古屋のアンティークショップで手に入れた、古~い「週刊朝日」

 

「週刊朝日」昭和11年12月20日号の表紙写真

 

「日朝刊週」ではありません(^^)

「週刊朝日」の昭和11年12月20日号。

レトロでオシャレです。

 

ビニール袋には入っていたものの、ずいぶんほこりをかぶった状態で無造作に店頭に置かれていました。

どうしても1冊欲しくなって「いくらですか?」と聞くと、ぶっきらぼうに「1冊1000円」とのこと。

もっと高いと思っていたので、迷わず全部(4冊)買いました。

 

「週刊朝日」の表紙には「定価13銭」と書いてあります。

昭和10年頃の物価を調べてみると、カレーライスやソバも10銭くらい。

カレーライスやソバと週刊朝日は、だいたい同じような値段だったということがわかりました。

現在の週刊朝日は410円。

週刊誌の値段は、昔も今もあまり変わらない感じです。

 

ページをめくってみました。

 

シャープの「フォノラヂオ」G-150の広告写真

 

シャープの「フォノラヂオ」G-150。

ラヂオ兼用電気蓄音機、目方は21キロだそうです。

 

値段は130円。

当時の巡査の初任給は45円ほどでしたから、約3ヶ月分です。

今の高卒警察官の初任給を20万円とすると、3ヶ月分は60万円。

…ゲゲゲッ!

これは、信じられないほど高い!

気楽に音楽が聴ける私たちって、幸せすぎます!

古~い「サンデー毎日」

 

「サンデー毎日」昭和12年1月3日・1月10日合併号の表紙写真

 

「サンデー毎日」昭和12年1月3日・1月10日合併号。

「本号に限り特価20銭」と書いてあります。

正月なので、実に華やかです。

 

ページをめくってみました。

読者大懸賞 =人体数字当て=

 

「読者大懸賞 =人体数字当て=」の写真

 

懸賞問題がありました。

「おめでたう、と新春早々記者が大阪の河合ダンス稽古場をのぞきますと、折しも稽古中の梅子、みつ栄、久子、菊子のスタア緒嬢が二人づつで次々に写真のようなポーズを作って記者に四つの数字を示してくれました。この人体で描いた数字を左上から順々に下に読むと今年に関係のある数字になります。どうぞ写真と睨めっこして当ててください。当たった方には左記の商品を差し上げます。(正解者多数の時は抽選)」

商品は「特賞:パーレット・カメラ、A賞:特製インク・スタンド…」だそうです。

 

…すばらしい文章です。

「大阪の河合ダンス稽古場」「梅子、みつ栄、久子、菊子のスタア緒嬢」などと、事実をつぶさに示していることからも、報道に対する真摯な姿勢が見て取れます。(欲を言えば、誰が梅子さんか、誰が菊子さんか、なども明確にして欲しかったところです…)

また、稽古中なのに特別にポーズを作ってくれたスタア緒嬢に感謝する記者の気持ちも伝わってきて、好感を覚えます。

 

そのスタア緒嬢が自らの人体で描いてくれた数字は、いったいいくつなのか。

気になります。

皆さんは、おわかりになりますか?

 

「1文字目」

 

「人体数字当て 1文字目」の写真

 

 

「2文字目」

 

「人体数字当て 2文字目」の写真

 

 

「3文字目」

 

「人体数字当て 3文字目」の写真

 

 

「4文字目」

 

「人体数字当て 4文字目」の写真

 

 

答えは「2597」。

紀元節2597年ということですね。

LIFE誌の表紙をめぐる勇気の出る映画

週刊紙のことを書いていたら、ベン・スティラーが監督・主演した映画「LIFE!(原題: The Secret Life of Walter Mitty)」のことを思い出しました。

 

雑誌「LIFE」編集部のフィルム管理部門で働くベテラン社員のウォルターは、妄想癖があり、好きな女性ともまともに話せないさえない男。

ある日突然、会社からLIFE誌の廃刊を知らされ、ウォルターもクビの危機。

最終号の表紙を飾る大切な写真は、冒険家であり写真家でもあるショーン(ショーン・ペン)に託されていて、そのネガはウォルターに送られたはずでした。

ところが、どこを探してもネガは見当たらない。

止むを得ず、ウォルターはショーンを探す冒険の旅に出ます。

そして、その冒険の旅がウォルターの人生を変えていくことになるのです。

 

…これが、この映画の一般的な解釈でしょう。

 

でも、この映画が本当に言いたかったのは、一見地味に見えても素晴らしい仕事をしている人がいる、ということだと思います。

どんな冒険よりも価値があると…。

古い「週刊朝日」と「サンデー毎日」の心躍る表紙を見ていたら、ウォルターのことを思いだしました。

 

誰かの不用品が、誰かの欲しいものに。

アンティークって楽しい。

 

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