汚部屋_名古屋市千種区4DK

「入院中の父が戻ってくる前に介護ベッドを入れなければいけない。なんとか1部屋空けたいんですが一度見てもらえますか?」とのお電話がありました。お見積りに伺うと、エレベーターが無い団地の4階で、間取りは4DK。3部屋がほぼほぼ物で埋まっています。

「息子がYouTubeを見てトントンがいいのでは?と教えてくれたので、すぐに電話しました。部屋が整ったらケアマネさんにも連絡してベッドの手配をしないといけないからちょっと焦っていて…」と、お急ぎのご様子です。

あまり予算もなくて…と仰っていましたが、たまたま自分の父親が脳梗塞で入院し、麻痺が残って退院したばかり。同じような境遇を目の当たりにして『何とかしてあげたい』という気持ちが強く、資源となりそうな物を多めに試算(処分費を抑えるため)して、ご成約となりました。

作業内容

作業員は、延べ9名の2日間。初日は雑誌や本を1,5トン近く運び出す作業だけでなかなかの時間を取られましたが、部屋から物が減るにつれて徐々に不安がったお客様の表情も柔らかくなっていきました。また、「本が好きだったので全部なくなると寂しいかもしれないから本棚とそこに収まるくらいの本は残してほしい」とご指示いただける余裕も出てきました。

二日目は、下の層へいくにつれて小銭がたくさん出てきたり、ノーチェックだったベランダにも物がありましたが、時間内に掃き掃除まで完了させることができました。

可燃・不燃 約1トン、紙類 約2トン、他資源300kg

お客様から

「いっそのことほかの部屋もお願いしようかしら」と、うれしいお声をいただきました。後日、無事ケアマネさんの確認もパス出来てベッドの設置に進めることが出来ましたとの連絡がありました。

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