この日は朝から片付けに入っていて、もうすぐ昼休憩という時間に携帯が鳴りました。
はい、片付けトントンの岡本です。
「引越しをするので、残った物の処分をお願いしたい」
ご住所を伺うと、なんだか聞き覚えのあるマンション名です。
「近くにラーメン屋とコンビニがあって…」
あっ、あそこのマンションだ!
以前、他の住民さんの片付けで伺った際に、そこのラーメン屋でお昼を食べたのを思い出しました。
会社から10分もあれば行ける距離ですが、あいにく作業中のため、夕方に見積もりのお約束をして一旦電話をお切りしました。
・・・
到着すると、来客用駐車場は既にいっぱいです。
ひとまず邪魔にならない場所に停め、管理人さんのところへ挨拶に伺いました。
こんにちは、株式会社 中西(片付けトントン)です。いつもお世話になってます。
『あー、中西さん。3台とも止まっているのは珍しいね。じゃぁ、こっち来てもらって…ここ停めといていいよ』
普段、進入出来ないようにかけてあるチェーンを外してくださいました。
え、いいんですか?ありがとうございます。
ここの管理人さんは、いつもよくしてくださるのでホント助かります!
お礼を伝え、急ぎお宅へと向かいました。
・・・
インターホンを鳴らすと、ご依頼主さまがお出迎え。さっそく不用品を確認します。
「この部屋はコレとコレ、こっちの部屋は…」
2名で運ばないといけないのは4点ほどですが、こちらのマンションは戸数が多くエレベーターまでの距離もそこそこあるため台車は必須です。
「あと、照明も全部外してほしいんだけどお願いできる?」
大丈夫ですよ。お任せください!
不用品をチェックしながら、今回お問い合わせいただいた経緯をお聞きしてみました。
「一人でやろうとしたんだけどね、ちょっと持ったら腰を痛めてしまったんだわ。だから、中西さんのこと知っとったで頼んでみようかなって」
最近、私も重い物を一人で持つと、腰が悲鳴を上げるようになってきました。
お気持ちがよく分かるだけに、何とかしてあげたい…
なるべく頑張った金額をご提示したところ、サクッとご成約になりました。
ありがとうございます!
帰り際、また近いうち不用品回収で伺いますと管理人室までご挨拶に伺うと…
『はいよー、またその日に声かけてねー』
こんな優しくて気さくな管理人さんがいると、住民さんも安心ですね!当日もよろしくお願いします。