「全部処分でお願いします」
そう伺っていたお部屋は、引越しを終え、生活の気配がほとんど残っていませんでした。
特に迷いもなく、すっきりとしたご依頼。だからこそ、作業は淡々と進んでいくはずでした。
いつも通り、収納の中を隅々まで確認していくと、クローゼットの床下収納から小さなポーチが見つかりました。
中には、通帳、カード、時計――
一瞬、手が止まります。
「全部処分」と伺っていても、通帳やカードをそのまま処分するわけにはいきません。
まずは確認です。
すぐにご連絡を入れると、
引越しの準備で慌ただしく、床下収納の存在自体をすっかり忘れていたそうです。
※掲載の写真は実際の現場ではなく、内容をイメージした生成画像です。
ご依頼のきっかけ
今回は、豊田市で引越しに伴う片付けと不用品回収のご依頼をいただきました。
お客さまは、転勤に伴うお引越しとのことでした。

新居への荷物はすでに運び出され、旧居には大型家具や処分予定の家電が残っている状態。
お問い合わせの際、こんなお話をしてくださいました。
引越しに伴う不用品回収と清掃をまとめて任せられるところを探していた中で、思い出してご連絡くださったことが、ありがたく感じられました。
引越しは、想像以上にやることも多く、最後の片付けまで気持ちが回らないこともあります。
だからこそ、「全部処分で」といったご依頼も意外と少なくありません。
なぜ「全部処分」でも確認するのか
今回のように、収納の奥から大切なものが見つかることは決して珍しい話ではありません。
実際に作業をしていると、
「これは残しておくつもりだった」
「そこに入れてあったのを忘れていた」
こういったことは意外と多いです。
引越しの前後は想像以上に慌ただしく、普段あまり開けない収納は、とくに見落とされやすくなります。
だからこそ、「全部処分」と伺っていても、収納の中まで確認するようにしています。
引越し時に見落とされやすい場所
引越しの片付けでは、「もう空っぽ」と思っていても、実際に開けてみると物が残っていることがあります。

実際に、こうした場所から物が見つかることがあります。
引越し前に一度見直しておくと、思わぬ見落としを防げるかもしれません。
・冷蔵庫の中
→ 賞味期限が切れた食品や保冷剤が、そのまま残っていることがあります。
・ベッドの収納部分
→ 本やアルバムなど、「とりあえず入れておいたもの」がそのまま出てくることもあります。
・床下収納や天袋の奥
→ 普段ほとんど開けないため、存在自体を忘れてしまうケースは少なくありません。
・タンスの中敷きの下
→ へそくりや現金がそのまま出てくることもあります。
・額縁の裏側
→ 封筒に入れたお金や権利書が隠されていることもありました。
特に書類や現金は、小さな袋や封筒にまとめてあることが多く、「全部処分で」と決めたあとほど見落とされやすくなります。
引越しでは「運び出すこと」に意識が向きやすく、“使っていない場所”ほど確認が後回しになりがちです。
今回見つかったポーチも、まさにそのひとつでした。
ご自身だけで引越しを進めていると、見落としに気づかないまま終わってしまうこともあります。
収納の奥や普段開けない場所だけは、一度だけでも確認しておくことをおすすめします。
立ち合いなしでの作業について
当日はお客さまのご都合もあって、鍵をお預かりしての作業となりました。
事前に残しておいてほしい物の確認を行い、作業中も気になる点があればその都度ご報告。
貴重品や書類などが見つかった場合は、必ず一時保管し、ご確認をいただいたうえでお渡ししています。
「立ち合えないから不安」と感じられる方もいらっしゃいますが、できるだけ見える形でご報告することを大切にしています。
費用を抑えるための工夫
今回の処分対象は、大型家具や家電が中心でした。
2tトラック1台分ほどの量で、食器棚やベッド、冷蔵庫、洗濯機などが主な回収品目です。
そのまま積み込めば早いかもしれませんが、ベッドフレームや収納棚などはその場で解体し、荷台の空間を無駄なく使っていきます。
少し手間はかかりますが、積載効率が上がり、結果として余分な処分費用を抑えることにつながります。
こうした作業の積み重ねが、全体の負担を左右します。
作業を終えて
午前中のうちに搬出作業を終え、午後はお客さまのご希望でキッチンなどの水回り中心に清掃を行いました。
もともとそれほど汚れていなかったこともあり、強い洗剤は使わず、水拭きのあと乾拭きで仕上げていきます。
予定していた時間内で清掃作業も終わり、最終確認をしていただきました。

その際、通帳や貴重品をお渡しすると、
ほっとした表情で、そうおっしゃっていただきました。
作業詳細(豊田市)
作業人数:2名
作業時間:約6時間(清掃含む)
使用車両:2tトラック1台
総排出量:可燃・不燃 約480kg/紙布類 約50kg/金属類 約20kg
ご請求金額:130,900円(税込)
条件によって費用は変わりますが、今回ぐらいの物量であれば、一つの目安としてこのくらいの金額になります。
豊田市で不用品回収を依頼する際の注意点
以前の記事でも触れていますが、家庭から出る不用品を回収するには、「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要です。
豊田市の公式ホームページでも、無許可業者による回収について注意喚起がされています。
料金だけで判断してしまうと、後から思わぬトラブルにつながることもあります。
適正に処理されるかどうかも、業者選びの大切なポイントの一つです。
ちなみに、片付けトントンでは、許可を取得している地域(阿久比町、大府市、刈谷市、津島市、豊明市、東浦町)では自社回収を行い、豊田市を含む地域では許可業者と連携し、法令に則った形で処理を行っています。
まとめ
引越し後の片付けは、想像以上に手間と時間がかかります。
「全部処分で」と思っていても、思わぬところから大切なものが見つかることもあります。
だからこそ、ただ運び出すだけではなく、一つひとつ確認しながら進めていきます。
豊田市で引越しに伴う片付けや不用品回収をご検討の際は、お気軽にご相談ください。
詳細は、「片付け・整理収納ページ」をご覧ください。





