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2018-09-12

汚部屋引越し、消防点検、来客!どうしたらいいの?

片付けトントンはゴミ屋敷や汚部屋の片付けを承っていますが、「急いで片付けたい」というご要望もたくさんいただきます。

汚部屋の写真

その理由をお伺いすると…

  • 転勤や結婚などのため、引っ越すことになった
  • すでに引っ越しして、家賃を払い続けている
  • 消防点検があって、バレると困る
  • 汚部屋であることが大家さんに見つかってしまい、強制退去になりそう
  • 隣の部屋から苦情が出た
  • 友達や彼氏が遊びに来たいと言っている

そんな時は、いったいどうしたら良いのでしょうか?

1、絶対にやってはいけないこと

すでに大家さんやお隣さんに見つかってしまった場合は、すぐに片付けなければいけないので、ここでは問題にしません。

消防点検がある場合は、点検にきた作業員から大家さんに伝わってしまう可能性があるので、点検までに片付けたほうが良いでしょう。

ここで取り上げる問題は、まだ汚部屋であることがバレていない場合で(ひょっとすると、お隣さんは気づいているかもしれませんが…)、ゴミが多すぎて住めなくなったから、そのまま放って置いて別のアパートを借りて移り住んだり、実家に戻ったりするケースです。片付けトントンにも、すでにお住いになっていない賃貸マンションやアパートの片付け依頼を多数いただいていますから、決して特別なケースではないでしょう。

賃貸で何ヶ月、場合によっては何年も二重に家賃を払うことになったら、本当にお金のムダです。お部屋がご自身の持ちものでも、使えない部屋にしておくのはもったいないですし、悪臭や害虫の発生により、隣近所に迷惑をかけてしまうかもしれません。それだけではなく、ゴミが長年堆積していると、床や壁などがひどく汚れるだけでなく、修理に大きな費用がかかるような損傷を受けてしまう場合もあります。

床に穴が開いた写真

2、賃貸マンション・アパートの現状回復、精算

賃貸マンションやアパートを引っ越しなどで退去する場合、特に、ゴミ屋敷や汚部屋では「現状回復」について考えておく必要があります。通常の使い方や通常の経年劣化ならば「原状回復」が問題になることは少ないと思われますが、水分の多いゴミなどが長年に渡って堆積していると、床や壁などの劣化が激しく、「現状回復」に余分な費用がかかることが想定されます。

一般的に、故意、過失、注意義務違反、通常の使用を超えるような使用による損傷などは、借りている方の負担で修理することになります。現状回復の費用を、あらかじめ支払ってある敷金や保証金によってまかなうことができない場合、貸主から追加請求されることになります。

3、片付け・掃除の仕上げレベルは?

引っ越しなのか、消防点検なのか、彼氏が遊びに来るのかなど、その理由によって少しずつ仕上げレベルは変わってくると思います。彼氏が来るのなら、オシャレで可愛い部屋、とワンランク上の目標としたいところだと思いますが、ここではどんなケースでも役立つベース的なお話をします。

まずはゴミや不用品を処分し、ぱっと見、通常の使い方や通常の経年劣化の汚れや痛みだな、と思えるレベルの掃除を目標とします。(その範囲を超えた汚れや損傷は、引越しの時、追加請求されることを覚悟しなければいけません。)

汚部屋を掃除している写真

ここで、「面倒だな。もう少しこのまま放っておこうかな」と思ってはいけません。なぜならば、ゴミをそのままにしておくと、部屋の損傷がどんどん進んでしまうからです。なるべく早い段階で処置することが、最も経済的です。

4、引っ越しの場合の手順

引っ越す場合は、次のステップを踏むことになります。

  • ゴミの処分・片付け
  • 引っ越し荷物の梱包
  • 荷物を新居に運搬
  • 旧宅の掃除
  • 大家さんに旧宅を見てもらって、敷金・保証金・追加費用等の清算

片付け・掃除から引っ越しまでのすべてを引き受ける業者もあれば、片付け・掃除はするけど引っ越しはしないという業者もあります。一般的には、後者の方がより専門的な仕事をするだろうと思います。

5、自分で片付ける?業者に頼む?

自分で片付けることができれば、経済的にも、リバウンドしないためにも、ベストな選択だと思います。ただ、今まで片付けられなかったのに、急にできるようになるでしょうか?

いざ、片付け始めてみると、こんなことに困ると思います。

  • どこから手をつけたらいいかわからない。
  • ゴミの分別方法がわからない。
  • ちっとも進んでいる気がしないので、挫折しそう

ゴミ屋敷や汚部屋を見ると、分別された資源やゴミがゴミ袋に入って、あちこちに積んであったりします。ご自身で片付けようと思ったものの、挫折してしまったのでしょう。

汚部屋にゴミ袋が積んである写真

たくさんの汚部屋を片付けた経験から言うと、一人で片付けられるレベルは「ゴミがヒザの高さまでの1Kのアパート」が限界かな、と思っています。(もっと大規模でも、できる人はいるとも思いますが…)

6、自分で片付ける場合と業者に頼む場合のメリット、デメリット

仮に、「ゴミがヒザの高さまでの1Kのアパート」を自分で片付ける場合と、業者に頼む場合のメリット、デメリットを考えてみます。

自分で片付ける場合

一人で片付けるとしたら、土日休みを使えば、掃除を含めて1ヶ月くらいあれば片付くでしょう。(プロが片付けるとしたら、5〜7人で1日くらいです。)ただし、いらないモノを思い切って捨てること、ある程度テキパキと作業ができることが条件です。疲れたら、少しは休みながらでも大丈夫だと思います。

【メリット】

  • 可燃・不燃ゴミ・資源は市の回収場所に出し(あまりたくさんのゴミを一度に出す場合は、市にご相談ください。)、粗大ゴミも市の回収があれば、あまりお金はかかりません。自分で片付ければ、当然、経済的ですね。
  • 使えるものはリサイクルショップに持ち込めば、何がしかのお金になります。
  • すごく苦労して片付けるから、リバウンドする可能性が減るかもしれません。

【デメリット】

  • 挫折してしまう可能性があります。
  • 引っ越しや消防設備の点検までに、時間的に間に合わないかもしれません。
  • すごくたくさんのゴミやモノがあるので、体力的に大変です。
  • 汚れがひどい場合は、掃除にもかなり時間がかかってしまい、プロのようにはキレイにできません。

専門業者に頼む場合のメリット、デメリット

自分で片付けるのが時間的に無理な場合は、業者に頼むことになるでしょう。

専門業者が汚部屋を片付けている写真

【メリット】

  • 1〜2日間で片付き、簡単にリセットできます。
  • きちんとした業者に頼めば、自分で片付けるよりも当然キレイに仕上がります。

【デメリット】

  • ゴミの性状や汚れ度合にもよりますが、費用は20〜30万円と高額になります。
  • 変な業者を選ぶと、仕上がりが酷かったり追加請求されたりすることもあるので、注意が必要です。
  • 簡単に片付くので、リバウンドしてしまう可能性が高まるかもしれません。

ゴミ屋敷や汚部屋の片付けを業者に頼む時、意外に立会いをしない方が多いです。恥ずかしいからだと思いますが、せっかくプロが来て片付けや掃除をするのですから、それを見ないのはもったいないです。専門業者のスタッフは慣れていますから、ゴミ屋敷や汚部屋でも、全然普通の家を片付けているのと変わらない気持ちでいます。恥ずかしがらずに一緒に作業をすれば、今後の自信につながるでしょう。それに「私も頑張って一緒に片付けるから安くして」と言えば、安くしてくれる可能性もあります。

専門業者のスタッフが汚部屋で明るく会話中の写真

7、ゴミ屋敷・汚部屋片付けの専門業者の選び方

業者を選ぶ時は、ご注意ください。違法にゴミを処分されて後で問題になったり、思うような作業をしてくれなかったり、身に覚えのない追加請求をされては大変です。見積り金額が安すぎたり、トラック積み放題○○万円、などと言っている業者は危ないかもしれません。

業者選びのチェックポイントを簡単にご説明します。

  • ゴミの処理方法、処分場所を明確に言う
  • 見積り内容が具体的
  • 経験豊富
  • 追加請求の条件が明確
  • キャンセル時の取り扱いが明確
  • 会社の実態がある
  • 自分も業者と一緒に作業をしても良いと思える

8、まとめ

あなたは今、とても大変で、とても悩んでいらっしゃると思います。

しかし、どんなことも完璧にできる人なんて、世の中に一人もいません。あなたは、仕事とか病気やケガに立ち向かうとか、他のことには頑張れたけど、片付けがちょっと苦手なだけだと思います。

無事に片付けが終わることをお祈りしています。


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