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2019-10-21

一軒家の遺品整理、生前整理_見積もりから片付けまで体験談をご紹介

遺品整理は、気持ちの整理でもあります。ご自身でできれば、より望ましいかもしれませんが、精神的にも肉体的にも大変な作業です。そんな時は、私達のような遺品整理業者を使うのも一つの手です。実際にお手伝いした事例をご覧いただくことで、悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。

作業中の写真

お問い合わせのメールが届いた

まずは、お問い合わせのメールをご紹介します。

お母様は施設に入られており、これからお一人でおばあ様の葬儀や手続きをしなければいけないという大変な状況です。

そんなお忙しい中、弊社にご連絡いただき、メールの最後には「どうかお助けください」とのお言葉も。

これでやる気にならない人は、いないと思います。

パソコンで作業しているスタッフの様子

今回は、遺品整理だけでなく、お母様の生前整理も含んだ作業内容になるようです。

なんとかお力になれるように頑張りたいと、メール返信にも力が入ってしまいました。

遺品整理、生前整理のお見積り

目指すお宅は、弊社から1時間ほど離れた海沿いの街にあります。

約束の時間まで少し余裕があったので、飲み物を買いに近くのコンビニへ立ち寄りました。

そこで、ふいに自分の名前が呼ばれたので、振り向くと、メールを下さったご依頼主様でした。お宅は、もうすぐ近く。ご案内していただくことになりました。

到着したのは、パステル色の瓦がお洒落な一軒家です。昔建てられた家の瓦やタイルの色合いを、とても優しいと感じるのは私だけではないはず・・・。

2階建ての4LDKで、2階のベランダがとても素敵でした。

2階のベランダにあるお洒落なテーブルとイスの写真

今回のご依頼は、お母様が集めていた趣味のモノ、貴重品や写真等は探し出して残し、その他は基本的に処分するとのことです。

思い出のモノがたくさんあるので、「最初から最後まで作業を見ていたい」とのことでした。立ち合っていただけると、その都度、残す物の確認ができるため、大変助かります。

お見積り内容を説明させていただくと、最初から頼もうと決めていらっしゃったようで、その場でご成約いただきました。

遺品整理、生前整理の作業当日

作業に入る前、ご依頼主様に残すモノ等の再確認を行いました。

スタッフ5名で、分担して作業を開始。残すモノが多そうな部屋は、ご依頼主様と一緒に作業することになりました。

1階の作業風景

仏壇は、ご依頼主様がすでに魂抜きをされていて、処分することになっています。

仏壇周りからは、現金や貴重品類が出てくることが多いため、慎重に作業しました。

仏壇周りから出た現金の写真

隣の部屋は、スタッフ2名でご依頼主様と一緒に作業。手紙や現金などが出てきたので、その都度お渡ししました。

手紙や現金を手渡している写真

広いキッチンには、収納スペースも多く、たくさんのモノがありました。

キッチン周りの写真

2階の作業風景

タンスや机などの大物は、1階のスタッフと声を掛け合いながら、慎重にロープで吊り降ろしました。

2階から家具の吊り降ろしをしている写真

2階には趣味のモノが多く、昔懐かしいアニメのグッズなどが出てきました。

2階にあったグッズの写真

ご依頼主様にご覧いただき、一部を取っておくことになりました。

お客様に取っておくモノを確認している様子

昔懐かしいアニメのグッズは、専門業者へ持ち込めば、驚くような金額で買い取ってくれることがあります。

後日、伺った話ですが、20万円ほどで買い取ってくれたそうです。

2階の清掃作業の様子360°画像(Internet Explorer 、一部のスマホで見ることができない場合があります)

片付け作業実績

・スタッフ人数:5名×1日、4名×1日

・排出量:可燃・不燃ゴミ1,600kg、紙類760kg、金属類80kg、テレビ1台、洗濯機1台、冷蔵庫1台、エアコン1台、衣類乾燥機1台

・ご請求金額:650,000円

作業を終えて

片付けを通じ、親子3世代にわたるご家族の想い出を、一緒に感じさせていただきました。

ご依頼主様からのメールをご紹介します。

心のこもったお便りをいただき、感無量です。

本当に美しい文章にも感動しました。

後日、ご依頼主様に弊社へお越しいただき、スタッフ総出でアルバム整理のお手伝いをさせていただきました。

会社の入口でお出迎えしているスタッフの様子

ご依頼主様と一緒にアルバム整理ができたことも、私達にとって素晴らしい思い出になりました。

片付けトントンをご利用いただき、本当に感謝しています。

次の記事は、遺品整理の仕方を詳しく解説しています。

遺品整理はいつから?自分でする方法は?わかりやすく解説します

弊社では、遺品整理士が整理の仕方をご説明させていただくほか、ご予算に合わせたプランをご提案することができます。

詳細は、「遺品整理ページ」をご覧ください。

遺品整理サービスページ

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コメント8件

 20円 | 2019.10.21 8:54

高橋さんおはようございます!
朝からじーーーんとしてしまいました。
とっても素敵なお話ですね。ご依頼主様のお人柄も文章から伝わってきます。
単純に物を捨てて掃除するだけが片付けではないのだと、ご依頼主様の気持ちに添うトントンスタッフの皆さまは、やはりさすがだなと思います(^^)

 片付けトントン | 2019.10.21 10:24

20円様
ありがとうございます!営業の高橋です。
ご依頼主様とお話させていただいている時、やらなきゃっていう焦燥感の中にも、ご家族と実家を慈しむ気持ちがすごく伝わってきました。
ご依頼主様のお気持ちに寄り添うことは、まだまだうまくできませんが、おまかせいただいたからには、できる限りのことをさせていただきたいと思っています。
コメント、ありがとうございました。

 あぽときしん | 2019.10.21 21:18

高橋さん、片付けトントンの職員の皆さま、作業お疲れさまでした。今日は精神的に疲れていたのですが、高橋さんの暖か〜〜いブログ内容が荒れた心に沁みて沁みてしょうがないです(´-`).。oO施設で介護士をしています。最後を看取る仕事も担っていて、依頼主さんのご家族を思う気持ちも痛いほど伝わってきます。高橋さん、片付けトントンの皆さまは遺品整理もしながらその部分にきちんと寄り添っていますね。きっと大事に丁寧に整理したんだろうなあ、、、。と想像出来ます!YouTubeにある生前整理の動画もあったかくて好きです。ほんとに片付けトントンの職員の方達はステキな方ばかりですね(*´ω`*)寒くなってきました。体調面にも気をつけながらお仕事してくださいね(>_<)長文失礼しました。

 片付けトントン | 2019.10.22 8:02

あぽときしんさま。
営業の高橋です。
介護のお仕事をなさっているのですね。ご高齢の方のお悩みに寄り添い、お体の不自由さを補うお仕事は、とても大変だと想像しますが、同時に、やりがいのある素晴らしいものだと思います。
あまりご無理なさらず、どうぞご自愛ください。
今朝、あぽときしんさんのコメントを拝見し、とても元気が出ました。(お褒めのお言葉に、本当に自分はできているのかと自問自答しましたが・・・)
これからも、片付けトントンをご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

 にく | 2019.10.22 10:17

高橋さん、職員の皆様おはようございます。
私も家族の遺品整理の経験がありますがとにかく気力、体力を沢山使うので寄り添って整理する余裕がありませんでした。
もう少し早く片付けトントンさんを知っていたら…と思います。
これからもご利用者様に優しく寄り添う片付けトントンさんを応援しています。
朝晩冷え込んできましたのでお体お気をつけ下さい。

 片付けトントン | 2019.10.22 11:58

にくさま。
営業の高橋です。
遺品整理は本当に大変ですね。お疲れさまでした。
にくさまの優しいお言葉に気持ちが温かくなりました。ありがとうございます。
にくさまも、健康にはくれぐれもご留意ください。

 sonic_bose | 2020.12.27 2:53

50年前に生き別れた父が昨年亡くなっていたことがわかりまして、まさに今「遺品整理」に直面しています。
管理者の許可を得て、明日はじめて住居に立ち入るのですが、いまから緊張して眠れません、眠れないのをいいことに、トントンの動画を片っ端から見直しています。(すでに全動画を1回以上見ています)
借家の退去…水光熱の停止…いろいろやることがある年末になりました。

 片付けトントン | 2020.12.27 7:34

sonic_boseさま。
部長の森と申します。
お父様がご逝去されたとのこと、心からお悔やみ申し上げます。

遺品整理は、いろいろとやらなければいけないことが多く、大変かと存じますが、あまりご無理なさいませんよう、くれぐれもご自愛ください。

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