少し遅めのランチをしていると、ふいに社用携帯が鳴りました。
さすがの私でも食事中に2コール以内は難しい…一気にお茶で流し込み電話に出ます。
はい、片付けトントンの岡本です!
「家具の処分をお願いしたいんだけど、いくらぐらい掛かるかしら?」
数点ならば電話で見積もりを…と思いましたが、なるべく早く片付けたいとのこと。
では、今から30分ほどでお伺い出来ますが、いかがでしょうか?
「はい、大丈夫です」
OKをいただいたので、急ぎ食事を済ませて見積もりに出発しました。
・・・
到着してチャイムを鳴らすと、奥様がお出迎え。さっそくお邪魔して不用品の確認をしていきます。
「まずは、この部屋からタンスと本棚。で、この部屋はこの机と…」
これは、来て正解!電話だけで把握しきる量ではありませんでした。
ひととおり確認が済み、見積もりを作成しようと思ったら…
「どうぞこちらをお使いください」
テーブルとソファーがあるお部屋に案内され、ふと見上げるとご主人様と思しき遺影が飾られていました。
!!!
そこで、ずっと引っかかっていた違和感の正体がようやく分かりました。
見積もりに伺う際は『住所』と『名前』をお聞きするのですが、その時に男性の名前をおっしゃったのです。なので、てっきりご主人様が見積もり対応をされるんだと思っていたら一向にお姿が見えなかったので気になっていました。
「ひとり暮らしだとね、変な営業も多いから主人の名前を使うようにしているの」
なるほど、それは妙案です。ご主人様やお子様の名前を出して一人暮らしではないと匂わせといた方が、万が一見積りが高かった時も断りやすそうな気がします。
って、それなら私に教えちゃっていいの…?
心の中でツッコミを入れつつも、お話を続けます。
「娘が二人いるんだけど迷惑かけるわけにはいかないし、動けるうちにやっとかなきゃと思ってね」
よくある生前整理の流れですが、元気なうちにやってしまうのは私も大賛成です!
また、近いうちにお嬢様がご家族(+わんちゃん)を連れて遊びにいらっしゃるため、家の中を少しでも広くしておきたいのだそう。
う~ん、こういう話を聞いてしまうとついつい甘い見積もりになってしまいがちなんですが…
①点数が多い
②2階からの階段降ろし
③一部解体が必要
ということで、頑張りましたがそこそこの金額になってしまいました。
「それで大丈夫です。お願いします」
ご成約ありがとうございます!
わんちゃんが思いっきり飛び回れるように、スッキリと片付けさせていただきます!