遺品整理で私たちが最も大切にしているのは、『故人さまとの思い出を尊重し、ご家族の心をそっと支えること』です。
大切な方を亡くした後の整理は、心にも体にも大きな負担がかかります。思い出の品に触れるたび、昔の時間がよみがえり、つい手が止まってしまうこともあるでしょう。
私たちは、そうしたお気持ちに寄り添いながら、安心して作業を進められるようサポートしています。
今回は、大府市で行った遺品整理の事例をもとに、思い出を大切にしながら整理を進めた様子やご依頼者さまの反応、さらに処分量や費用についてご紹介します。
大府市の遺品整理実例|思い出を大切に2日でスッキリ【目次】
1.ご依頼のきっかけ
ある日、協力会社さんから片付けのご相談をいただきました。
「うちの社長がよく行くご飯屋さんの大将から、お客さんを紹介してもらったんです」
詳細を伺うと、最近お母さまを亡くされた方のお部屋を整理してほしいとのことで、まずは写真でお部屋の様子を確認し、概算のお見積もりをお伝えしました。
すると、ご依頼者さまからすぐに「お願いしたい」とお返事がありました。
2.お部屋の様子
場所:大府市内のバリアフリー団地(段差なし・引き戸・エレベーター利用可能)
間取り:2DK
特徴:近代的な団地と昔ながらの荷物の対比が印象的
ご要望:思い出の品は残しつつ、不要なものは全て片付けたい
ご依頼者さまは少し緊張されながら、
「母のものだから…でも、全部片付けてもらいたいんです」
と話してくださいました。その気持ちに沿って、慎重に作業を進めました。
3.作業の流れ
1日目(スタッフ4名)
2名は家具や家電の運搬、残りの2名は小物の分別と袋詰めを担当。
棚の奥から古いアルバムや手紙が出てくると、「あっ、これは残しておきます!」という場面も。
ご依頼者さまと一緒に確認しながら、必要なものは残し、不要なものは仕分けしました。
可燃・不燃は2回に分けて処分場へ運搬。初日の終わりには、ほとんどの分別と袋詰めを終えることができました。
2日目(スタッフ2名)
前日に袋詰めしたものに加え、家電や資源もまとめて運び出し。
部屋の空間が広がるにつれて、ご依頼者さまも笑顔に。
「ここまでスッキリするとは思わなかった!」と驚かれていました。
棚や引き出しの奥に残っていた小物も確認しながら整理し、最後にホコリを落として掃除機をかけて作業完了です。
4.スッキリビフォーアフター
5.ご依頼者さまの声
「急ぎでお願いしたのに、本当に助かりました」
大切な思い出を胸に整理を進められたご依頼者さま。片付いたお部屋で安心された表情を見て、私たちも胸が温かくなりました。
5.作業データ
・出動人数:1日目 4名/2日目 2名
・処分量:可燃 750kg、不燃 410kg
6.作業を終えて
段差のない引き戸の団地という環境を活かし、搬出作業はスムーズに進行。
初日に分別と袋詰めの目途が立ったことで、2日間で効率的に片付けが完了しました。
部屋が広くなったことで、ご依頼者さまの表情も和らぎ、笑顔が戻った瞬間は私たちも嬉しかったです。
まとめ
今回の遺品整理では、思い出の品を大切にしながら、2日間でスッキリ片付けることができました。
遺品整理は、単なる片付けではなく、大切な方との思い出と向き合う時間でもあります。
大切な思い出を守りながら安心して整理できる――そんな時間をお届けできることが、私たちの喜びです。
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片付けトントンは、遺品整理や実家の片付けを承っています。弊社の遺品整理士が、心を込めてお手伝いさせていただきます。
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