パソコンに向かって日報を書いていると、1件のメールが届きました。
「引越しの予定があり、不用品処分の見積もりをお願いしたくご連絡いたしました」
ちょうど日報も打ち終わったところだったので、早速メールをお返しします。
『最短で本日の夕方にお伺いできますが、ご希望の日時がありましたらお知らせください』
メールでのやり取りなので今日は厳しいかな?と思いましたが、いつでも出発できる準備をしておきます。
・・・
夕方に差し掛かった頃、お返事がありました。
「遅くなりました。ご無理でなければ今からお願いできますでしょうか?」
待ってました!もちろん大丈夫です!
すぐに向かう旨を伝え、急ぎ出発しました。
・・・
目指すお宅は、車で20分ほどの場所にあるアパートの一室です。
ナビを使わずに近くまで到着するも、お聞きした名前のアパートが見つかりません(汗)
あれ?聞き間違えたのかな?
ちょっぴりドキドキしましたが、すぐに発見。一つ手前のアパートでした。
ホッ…よかったよかった♪
気を取り直してチャイムを鳴らすと、ご依頼主様がお出向かえ。
さっそくお部屋を案内していただきます。
処分のご希望は、机・ベッド・タンス・本棚・洗濯機といった大物がメインでした。
「引越し先に持っていけないから仕方なく…」
よくお聞きするフレーズですが、たしかにまだまだ使えそうな物ばかりです。
中でも一際ほかと違った雰囲気を醸し出す机が…
これはどこかのブランドですか?
「わかりますか?カリモクです!昔から大事に使っていたんですけど、新居には置く場所がなくて」
!!!
それをお聞きしたら何とかしたくなるのが人の性。提携しているリサイクルショップに連絡をして、お値段がつく旨をご依頼主様に報告しました。
「捨てるのは忍びないから、誰かが使ってくれるなら嬉しいです!」
そのほか、年式の新しい洗濯機も買取させていただくことになりました。
通常、リサイクル家電は処分の際にリサイクル料金が掛かりますが、売却ならリサイクル料金不要なうえ売上金までゲットです。
「え~、そうなんですね。やった~(笑)」
売却になった物の分だけ処分費も減るので、それも加味して見積もりを作成…即決でOKをいただきました。
ご成約ありがとうございます!
その後も少しお話をさせていただくと、住んでいらっしゃったのはご子息だったということが分かりました。
3月で卒業してお引越し。この時期よくあるケースですが、当日はしっかりと対応させていただきます!