引越しで避けて通れないのが「不用品の片付け」です。
いざ準備を始めると、「思っていたより荷物が多い…」「どう処分すればいいの?」と悩む方も少なくありません。
今回は、実際にご依頼いただいた事例をもとに、倉庫や物置の見直し・処分リストの作成・費用を抑えるコツなど、引越し前に押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。
準備次第で、当日の作業は驚くほどスムーズになりますよ!
ご依頼のきっかけ
平日の夕方、一本のお電話をいただきました。
「不用品を処分したいのですが、日付指定は可能でしょうか?」
受話器越しには、どこか焦った様子が伝わってきます。
お話を伺うと、お客様は単身赴任中で海外出張も多く、引越し準備にあてられる時間はほとんどありません。
ご希望日は1か月ほど先。そこで、まずは日程だけ仮押さえし、後日、お見積もりに伺うことになりました。
こうした「忙しくて準備時間が取れない」「自分では処分できない」と悩む方は意外と多く、引越し準備の最初の一歩をスムーズに進められるかどうかで、その後の作業効率も大きく変わります。
“第二の部屋”に眠る隠れ不用品
お部屋は整頓されていましたが、「倉庫や物置はございますか?」と伺うと、「そういえば!」とお客様。
ご案内いただいた2畳ほどの倉庫には、家具や家電がぎっしりと詰まっていました。
現場でよくあるのが「部屋は片付いていても、倉庫や物置に不用品が残っている」ケース。
引越し準備では、この“第二の部屋”を見落とさないことがポイントです。
【片付けのコツ①】倉庫や物置も忘れずチェック
普段使っていないものは、処分しても困らない場合がほとんど。
倉庫や物置は“見ないふりゾーン”になりがちなので、引越しを機に整理してしまいましょう。
【片付けのコツ②】不用品リストを作る
事前に不用品をリスト化しておくと、見積もりが正確になり追加費用のリスクを防げます。
営業スタッフも人員・トラックを効率的に手配でき、双方にメリットがあります。
【片付けのコツ③】搬出経路を確保する
通路や階段に荷物があると、作業効率が下がるだけでなく破損の原因にも。
特にマンションなどでは、事前に動線を確保しておくと安心です。
【片付けのコツ④】大型家具は早めに処分
引越し直前にまとめて処分しようとすると、荷造りが滞りがち。
大きな家具を先に処分してスペースを作ると、その後の作業がぐっと楽になります。
【片付けのコツ⑤】費用を抑えるなら「時期」と「まとめ方」
繁忙期(3〜4月、9月)は料金が上がる傾向があります。
もし時期を調整できるなら、少し早め・遅めの時期を狙うのがおすすめ。
作業当日
当日は家具を中心に不用品を搬出。
マンション特有の長い通路や階段もありましたが、スタッフ同士で声を掛け合い、安全第一で進めました。
事前の仕分けが行き届いていたおかげで作業はスムーズ。
予定よりも早く、約2時間で完了しました。

お客様からは「暑い中、テキパキ進めてもらえて助かりました。日程を指定できたのも安心でした」と嬉しいお声をいただき、最後には冷たいお茶の差し入れまで。
火照った体にしみ渡る一杯で、本当に生き返りました。お心遣いに心から感謝いたします。
作業データ
作業人員:2名×半日
総排出量:可燃・不燃150kg
ご請求金額:69,300円(税込)
まとめ
引越し前の片付けは、思わぬ場所から不用品が出てきたり、作業効率や費用に差がつくこともあります。
しかし、次の5つのポイントを押さえておけば、準備はグッとラクになります。
・倉庫や物置も忘れずチェック
・不用品をリスト化
・搬出経路を確保
・大型家具は早めに処分
・不用品はまとめて依頼
まずは倉庫や押入れのチェックから始めてみましょう。
それでも「自分では難しい」と感じた場合は、早めに業者へ相談するのがおすすめです。
少しずつでも準備を進めることで、当日の作業は驚くほどスムーズに進み、ストレスも大幅に減らせます。
今日から一歩ずつ、快適な引越し準備を始めてみませんか?




