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2020-10-23

果たして間に合うのか?荷物が多すぎるお宅の引っ越し準備

引越しをする時、物がたくさんありすぎると荷造りがとても大変ですし、お金も余分にかかります。さらには、引越した後の荷ほどきも面倒になり、段ボールに入ったままになってしまうということもあり得るでしょう。

今回は、ご依頼主様の決断で引越し準備がうまく進んだ事例をご紹介します。

片付け前のお部屋の様子

引越しに伴う片付けのお問合せ

YouTubeで片付けトントンの動画をご覧いただいた方から、お問合せをいただきました。

いらない物を分別・処分して、新居に持っていく物を選り分ける作業です。

かなりたくさんの物を取っておくことになるでしょうし、間違って捨てないよう細心の注意が必要です。

通常、残す物が多い場合は立ち会いをお願いしていますが、残す物さえハッキリしていれば立ち会いなしでも作業は可能です。一度現地見積りをさせてくださいとご連絡しました。

メールを返信するスタッフの様子

翌日、見積り希望のメールが届きました。「部屋が荒れていき、そのうち帰るのも嫌になり、悪循環にはまってしまった」と片付けられなかった経緯などについても記されており、なんとかお力になれたらいいなと思いました。

片付けのお見積り

あたりはもうだいぶ薄暗くなっています。アパートに到着した時、ご依頼主様もちょうどお仕事から戻ってみえたところでした。お忙しい中、本当にありがとうございます。

中を案内していただくと、玄関から廊下にかけては腰のあたりまで物が積み重なっています。

片付け前の玄関と廊下の様子

玄関近くの部屋は、入口に段ボールが置いてあって中には入れません。チラッと見た感じですが、中身の詰まった段ボールで部屋の6割ほどが埋まっています。

リビングに向かうと、衣類、ぬいぐるみ、バッグなどが足首の高さまで溜まっていますが、ちょっぴり散らかっている程度です。

片付け前のリビングの様子

シンクやコンロ周辺は比較的キレイです。

片付け前のキッチンの様子

リビング奥の和室は、中身の詰まった段ボールで部屋の半分が埋まっていて、押し入れの中も衣装ケースでいっぱいでした。もう1部屋は、扉が開かなくて確認できませんでしたが、「同じくらいの量はあります」とおっしゃっていました。

たしかに物は多めですが、残す物のリストも準備してくださるそうなので、問題なく片付けられそうです。

見積り金額をお伝えしたところ、「それでお願いします」と即決してくださいました。ご期待に添えるよう、精一杯やらせていただきます!

物が多すぎる・・・この機会を逃すとダメ、自分が変わらなきゃ

出動スタッフは3名。ご依頼主様は、作業開始時と終了時、ゴミ処理場へ運搬する時(同行していただきます)以外は、お仕事で不在です。

細かく書いてくださったリストを確認しながら、慎重に分別していきます。

取っておく物リスト(イメージ図)

まずは、一部屋空きスペースを作って荷物置き場にする作戦でスタートしましたが、お昼直前にスタッフから「まったく作業が進んでいない」という報告が入りました。

ひょっとすると、だいぶ昔に詰め込んだままの状態だったので、中に何が入っているのか忘れてしまっていたのかもしれません。

このままではマズイと思い、ご依頼主様に連絡したところ、「早急に戻れるよう調整します」というご返事があり、40分ほどで戻って来てくださいました。

一時保管したたくさんの物をご覧になって、「このままじゃ絶対に終わらないですよね・・・この機会を逃すとダメだから、自分が変わらなきゃ」と何度も決意するようにおっしゃったあと、処分する物を指示してくださいました。

午後の作業で、少し遅れを取り戻すことはできましたが、この日の進捗は10%進んだかどうか。残り3日で本当に片付けられるか不安を残したまま終了となりました。

2日目の作業

2日目のスタッフも3名です。しかし、初日とは打って変わって、朝からハイペースで作業が進みました。

ある程度ゴミが溜まって、ゴミ処理場へと同行していただいた時、ご依頼主様がお仕事の様子や気持ちの変化などをお話してくださいました。

本当に必要な物以外は思い切って処分されるなど、相当吹っ切れたご様子でした。

処分する決断をしてくださったおかげで、作業は大幅に進み、何とかリビングが片付きました。

2日目が終わった時点のリビングの様子

段ボールが置いてあって、中に入れなかったお部屋もスッキリしてきました。

2日目が終わった時点の洋室の様子

初日の遅れを取り戻し、進捗は50%といったところです。

3日目の作業

3日目は、資源の運搬用に午後からトラック要員を1名手配しました。

リビング奥の和室と開かずの間に取りかかります。もともと、残す予定だったグッズや服なども大半を処分されるとのことです。

資源が詰まった段ボールがいっぱいの和室の様子

1トンほどの資源(衣類、紙類、金属類)を運び出しました。

4日目の作業(最終日)

最終日も3名です。

この日までに、あらかじめご紹介しておいた買取業者が、普通車2台分の量を買い取ってくれたそうです。また、段ボールに詰めた物に関しては、ご依頼主様が新居へと運ばれたようで、荷物がだいぶ減っていました。

午前中のうちに分別・袋詰めが完了し、ゴミ処理場へと向かう途中「ほんとこの機会に思いっきり捨てれて良かった」とおっしゃっていただけました。

まだ大物の家具などはありますが、午後は、持ち場に分かれて清掃しました。

片付け完了時のリビングの様子

片付け後の和室の様子

片付け完了時の和室の様子

片付け後の開かずの間の様子

片付け完了時の開かずの間の様子

お風呂、トイレ、キッチンはもともとキレイだったので、サッと拭き上げて完了です。

片付け完了時のお風呂の様子

片付け完了時のトイレの様子

片付け完了時のキッチンの様子

片付け作業実績

服や本なども思い切って処分されたので、資源だけで2トン弱もありました。

ゴミ処理場への運搬のたびに、お仕事先とご自宅を何度も往復することになり、ご依頼主様も本当に大変だったと思います。ありがとうございます。

思い切って依頼して本当に良かった

その日の夜、23時頃に1通のメールが届きました。

ステキなメールに感激しました。

今回のMVPは、ご依頼主様です。こちらこそ、ありがとうございました。

よろしかったら、次のブログもご覧ください。

勇気を出してゴミ屋敷の片付けをご依頼いただいた話

お客様とお話しながらゴミ屋敷をテキパキ片付け!小牧2DK

片付けトントンは、ゴミ屋敷・汚部屋の片付けを承っています。まずは、お気軽にお問い合わせください。サービスエリアは愛知県内(一部地域を除く)です。

詳細は、「ゴミ屋敷片付け・掃除ページ」をご覧ください。

ゴミ屋敷片付け・掃除サービスページ
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コメント10件

 りさ | 2020.10.23 7:47

先ずは暗い時間まで岡本さん、お疲れ様です。

そして、ご依頼主様は看護師さんとの事。
お部屋を片付けした宮井さん、安永さん、兼子さんに
感謝感謝だと思われますが、看護師さんも入院、手術を
する側にはとても大きな存在です。

絶対、ご依頼主様も普段は感謝される側の方ですね。
スッキリしたお部屋で沢山の患者さんを助けて下さっている
事でしょう。

なかなか捨てる踏ん切りって難しいですが、自宅も、
実家も、細かな部分をもっと見て断捨離しなくては
と思います。

 片付けトントン | 2020.10.23 8:40

りささま。
スタッフの小田です。いつもありがとうございます!

おっしゃるように、捨てる踏ん切りは本当に難しいです。
ご実家の片付けともなれば、なおさら思い出深い物も多いので大変なことと思います。

りささまも、あまりご無理をなさらないでくださいね。

 ささのは | 2020.10.23 10:06

更新ありがとうございます。
まずもって、動画編集者にお見舞い申し上げます。ゆっくり休んで元気になってお帰りください。

引っ越は片付けの最高のチャンスですよね!今回のお客様も良くぞ決心されたな、と思いました。岡本さんはじめのスタッフさんの働きかけも良かったのですね。

私自身、引っ越しは少なかったのですが蚕室の片付けをしている時、高校時代からの荷物が段ボールで出てきたときはビックリ!四畳半位のスペースに段ボールいっぱい!収納スペースがあると捨てないものですね。特に親世代は捨てません…
大きな片付けが終わってからは、購入する時「要る?」と自分に問うてみます。

ブログや動画等の運営は通常業務外の作業かと。あまり負担になりませんように。
ご自愛ください。

 片付けトントン | 2020.10.23 14:33

ささのはさま。
スタッフの小田です。いつもありがとうございます!

たしかに親世代は捨てませんよね。実家も、私と姉が家を出て10年経ちましたが、私たちの使っていた2部屋は、いまや別の荷物でいっぱいの倉庫となり困っています。

無駄をなくすためにも、本当に必要かどうか考えてから買うのは、大切なことだなと思います。

ささのはさまも、どうかご自愛ください。
コメントありがとうございました!

 Eriko | 2020.10.23 19:48

いつも楽しくブログ拝見しております。
お客様のスッキリ話は、こちらまでスッキリ爽快になって、嬉しいです!
岡本さんが担当されるブログでの「お客様の力になりたい」というお気持ちがとても素敵で、業種は違えど見習いたいと思っております。

これから(今も?)年末に向けての繁忙に入られるのでは、と想像しますが
お手の空いたときに「トントン診断」的な記事を読んでみたいな、と思います。
フローチャートで「あなたは竹内(さん)タイプ。水回りの掃除が得意ですね!」みたいな。お掃除のやる気がUPしそうです。
(私は小田さんタイプと思います。爽やかな笑顔で辛口のコメントをなさるところ)

 片付けトントン | 2020.10.24 4:33

Erikoさま。
部長の森です。
スッキリは、やはり気持ちいいですよね。これからも、ポジティブなブログをたくさん書いていきたいと思います。

「トントン診断」的な記事も面白そうです。何か考えてみます。

辛口コメントですか?ブルブルガクガク!
優しい(^^)コメントをありがとうございました。

 アスパラの種 | 2020.10.23 21:45

今回もとても素敵なご依頼のお話。

仕分けリスト見たとき「これは減らないよね」と思いましたがトントンの皆さんの助言と経験で依頼主さんが変化したのはビックリしました
でも、本当にお困りだったんですね。担当した皆さんの優しさが伝わります。

新居でシンプルライフを過ごされることを心から願います。

担当の皆様、ご苦労様でした。いいお仕事ですね✨

 片付けトントン | 2020.10.24 4:43

アスパラの種さま。
部長の森です。

若い頃、私も転勤で引っ越しを何度も繰り返しましたが、回数が多すぎて嫌になってしまいました。
でも、片付けのきっかけにはなりますね!

お褒めのお言葉を、ありがとうございます!

 むい | 2020.10.24 5:01

はじめてコメントさせていただきます。

youtubeを拝見してから、すっかりトントンの皆様のファンになりました!
ブログも昔のエントリーを含め、拝読させて頂いております。

今回のご依頼主様の気持ち、すごく分かります。
私も「あとでやろう」「明日やろう」「次の休みにやろう」と後回しにするくせがあります。
トントンさんのお片付け動画を見てから、手元に”捨てられる物”を極力残さない、時間を置かないことを心がけています。
徐々に…本当に少しずつですが、身の回りが片付いてきた気がします。

まだ衣替えも完了していない状態ですので、まずは衣替えからという気もしていますが…。

お部屋を片付けるだけでなく、ご依頼主様の心まで変えられるお仕事。とっても素敵だと思います。
営業として寄り添われた岡本さんをはじめ、宮井さん、安永さん、兼子さん、運搬担当さん、お疲れ様でした!

これかも更新楽しみにしています。

肌寒くなってきていますので、
トントンの皆様もお体ご自愛ください。

 片付けトントン | 2020.10.24 7:18

むいさま。
はじめまして。部長の森です。
YouTubeもブログもご覧いただき、ありがとうございます!

少しずつ片付いてきたとのこと、素晴らしいです。私も、まだ衣替えはできていませんが「きっと夏は、また来る!」と思って先延ばしにしています(笑)

むいさまも、あまりご無理なさいませんよう、ご自愛ください。
コメントありがとうございました!

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