回収した不用品をトラックに積んだ様子

不用品回収

即決のはずが撃沈!?営業マンの心の声と作業の裏側

営業をしていると、「この金額なら決まった」と思える場面があります。

——けれど、その自信が崩れる瞬間もあるんです。

今回ご紹介するのは、まさにその“読み違え”から始まった出来事。最終的にはご成約に至りましたが、内心はドッキドキでした。

お問い合わせの瞬間

ある日の午後、パソコンで書類を作っていると電話が鳴りました。

 

「不用品が4~5点あるから、見積もりに来てほしいんだけど」

 

ありがとうございます!

 

住所をお聞きすると、これまでにも何度か訪れたことのある団地。

 

普段はナビがないと迷子になる私ですが、ここなら地図なしでも行けます。

 

ちょっぴり気分が上がりつつ、「30分後に伺います!」と即答しました。

ドキッとした見積もりの一言

現地に到着し、ご挨拶。

 

不用品は一部屋にきれいにまとめられていて、量も多くはありません。

 

(これはすぐ終わりそうだな)と思いながら、人件費と処分費を最大限抑えたお見積もりを提示しました。

 

「よし、決まった」——心の中でガッツポーズした、その直後。

 

「もうちょっと安いと思ってたんだけど」

 

……えっ!? 

 

さらに追い打ちの一言。

 

「前に便利屋さんに頼んだときは、もっと安かったんだよね」

 

——(あ、ダメかも…)

営業マンの腹の内

動揺を隠しつつ、私は丁寧にご説明しました。

 

  • ①ご自宅からの搬出(階段も!)
    ②役所での申請・許可手続き
    ③処分場への運搬・手降ろし
    ④会社に戻るまで

 

これらの手順を踏むと、どうしてもコストがかかります。

 

「実はこれでも赤字ギリギリなんです」と正直にお伝えすると、お客様は少し考えたあと、「じゃあ、もう少しだけなんとかならんかね?」

 

営業マン的には、この言葉が出ればゴール目前です(笑)。

 

端数だけ調整し、再度ご提示すると——

 

「それでお願いしようか」

 

無事ご成約!

 

心の中で「よっしゃー!」と叫んだのはナイショです。

作業当日

午後からスタッフ2名で出動。

 

団地の壁や階段に傷をつけないよう気を配りながら、不用品をどんどん運び出します。

 

およそ10往復ほどで作業終了。と思ったら——

 

「これもついでに持っていってもらえる?」

 

出ました、片付けあるある。

 

一度捨てるスイッチが入ると、どんどん処分したくなっちゃうんです。

 

もちろんサービスで対応させていただきました。

回収後の裏側

ガラス窓を取り外したスタッフの画像

「不用品回収って、ただ持っていくだけ」

 

そう思われがちですが、実はその後が大変。

 

たとえばタンスやクローゼットなら──

 

  • ・洋服をかける鉄製の棒や扉に付いた鏡は外す
  • ・可燃と不燃の降ろす場所が違うので分けておく
  • ・一辺が2mを超える長尺物はカットする

 

処分場ごとにルールは異なりますが、こういった作業が必要なんです。

 

お客様には見えない部分ですが、そこを手を抜かずにやることが【信頼】につながると私たちは考えています。

処分量と費用

  • 可燃・不燃:100kg
  • 金属類:50kg
  • 紙・布類:60kg

 

ご請求金額:35,000円(税込)

今回の学び(というか反省)

「これは即決だろう」と思った金額が、まさかの「高い」の一言。

 

その瞬間、正直ヒヤッとしました。

 

でも、丁寧に説明すればちゃんと伝わる。お客様にご理解いただけたことが、営業マンとして大きな励みになりました。

 

やっぱり値段だけじゃない。

 

“ちゃんと処分してくれるのか”

“安心して任せられるのか”

 

お客様が気になる点は、やっぱりそこなんですよね。

 

今回の一件で、そのことを改めて強く実感しました。そして「いかなる時も誠実に説明する」という当たり前の大切さを再確認できました。

 

この度はご依頼いただき、本当にありがとうございました!

 

片付けの仕事で、ドキドキハラハラした時の一部始終をご紹介します

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