仕事と介護で時間がなくて…自力で片付けることが難しかったお宅の片付け

介護が必要な方が、できるだけ長く自宅で暮らせるようにするためには、住環境はとても大切です。今回は、お仕事とお母様の介護で忙しい方のお宅を片付けた時のお話です。これから介護をされる方の参考になれば幸いです。

見積り書をチェックしているスタッフの様子

お問い合わせの内容

「母親が部屋を汚してしまった。仕事と母親の介護で時間がなく、自分で片付けることができないため、片付けと床の清掃をお願いしたい。」という電話が入りました。

他所にも見積りを依頼しているそうで、金額と対応で決めたいとのことでした。

見積り当日

お宅に到着すると、ちょうどデイサービスのヘルパーさんがご依頼主様のお母様を迎えにきたところでした。

ご挨拶をし、さっそく中の様子を拝見することにしました。

お部屋の様子

廊下や床全体にモノが散乱していて、床が見えているのは、全体の2割程度でした。

今回、お母様の入院を機に急に片付けを思い立ったため、漠然とゴミを処分するとしか考えていらっしゃらなかったようです。

お母様のモノは、何が不要か息子さんには判断がつかないとのことで、「作業の段階でも、必要なモノや不要なモノのご指示をいただければ、柔軟に対応します。」
とお伝えしました。

後日、息子さんより「トントンに決めました。お願いします。」という連絡をいただきました。

【作業1日目】どれだけモノが捨てられるか勝負!

スタッフ4名で作業を行います。

見積りに含まれていなかったお部屋も、追加でお願いをされましたが、物量が少なめなので、なんとか見積金額内で頑張ることにしました。

必要なさそうなモノは、ご依頼主様に確認し、極力処分します。

お母様の部屋にあったカセットテープや楽譜は、「カラオケが大好きだから、大事にしていると思う・・・。」とのことで、まとめて収納しました。

処分した可燃ゴミは、45Lのゴミ袋が70袋にもなりました。すっかり床も見え、なかなかの出来栄えです。

スタッフは、1日中ご依頼主様からお仕事の話、ご家族の話を伺いながらの作業で、とても楽しかったようです。

1日目の作業はここまでです。

【作業2日目】床のベタベタを掃除

2日目はご依頼主様不在のため、鍵をお預かりしての作業となりました。ご自宅の鍵を預けるのは、とても不安でしょうが、昨日の作業で信頼していただけたからではないかと思いました。

主な作業は、フローリングと廊下の清掃です。

フローリングを傷めないよう、洗剤は中性のものだけを使いたかったのですが、汚れのキツイ箇所があったので、アルカリ性の洗剤も使用しました。

スタッフは、「なかなか汚れが手強く、フローリングの範囲も広かったので、思ったよりも時間がかかった。」と言っていました。

床のベタベタが取れ、とても歩きやすくなった感じです。

作業を終えて

息子さんより「自分では手に負えなかったので助かりました。」とのお言葉とともに、追加で後日、冷蔵庫とお風呂場の清掃をさせていただくことになりました。

この度は片付けトントンをお選びいただき、本当にありがとうございました。

介護の段階に合わせた片付け・バリアフリーリフォーム

まずは家の中を安全に歩けるよう、動線を確保することが、はじめの一歩です。

そして、次の段階は、手すりやスロープの設置、床を滑りにくくする、介護ベッドの導入などを検討します。

中日新聞朝刊折込 シニア情報紙『ローズ』2019年4月号「バリアフリーリフォーム」という記事もご覧いただければと思います。

中日新聞朝刊折込 シニア情報紙『ローズ』4月号の写真

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片付けトントンは、生前整理や実家の片付けを承っています。まずは、お気軽にお問い合わせください。サービスエリアは愛知県内(一部地域を除く)です。

詳細は、「生前整理サービスページ」をご覧ください。

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