先日、現地でのお見積もりに伺った際、たまたま他社さんとお時間が重なることがありました。
今回重なったのは片付け業者さんではなく、買取専門の業者さんです。
買取していただける物が多いほど、お客様の片付け費用は抑えられます。
先方のお見積もりが終わるまで、少し離れた場所で待たせていただくことにしました。
すると、やり取りの一部が耳に入ってきて――
注意していただきたいこと
買取業者さんの中には、「片付けもできますよ」とおっしゃるケースがあります。
注意していただきたいポイントはいくつかありますが、今回は特に重要な点を一つだけお伝えします。
家庭の不用品を回収できる許可があるかどうか
家庭から出た不用品を「廃棄物」として収集・運搬するためには、原則として、その地域の市町村から一般廃棄物収集運搬業の許可を受けている必要があります。

古物商の許可だけでは、家庭から出た廃棄物を収集・運搬することはできません。
また、「協力会社がいるので大丈夫です」と言われた場合も、その協力会社が必要な許可を持っているか確認しておきたいところです。
お宅から出た不用品が、どこへ運ばれ、どのように処理されるのか。
そこまできちんと説明してもらえる業者であれば、より安心して任せられると思います。
ところが今回のやり取りでは、「がんばって安くします」という価格についての話は何度か聞こえてきましたが、処分方法についての説明までは確認できませんでした。
一方で買取については「これは、かえって処分費がかかってしまいます」といった説明も聞こえてきました。
結局、「値段はつけられませんが、無料で持っていけるものはあります」と言って、何点かを車に積んで帰っていかれました。
こういう場面を見ると、価格だけでなく、処分が必要になった物をどのような流れで扱うのかについても確認しておくことが大切だと感じます。
もちろん、すべての業者さんがこうだというわけではありません。
きちんと許可を持ち、誠実に対応されているところも多くいらっしゃいます。
状態の良いソファーとダイニングセット
さて、お次は私の番です。
まず確認したのは、先ほど「買取できず処分費がかかる」と言われていた、有名ブランドのソファーとダイニングセットでした。
購入からかなり年数が経っているとのことでしたが、状態はとても良く、買取できる旨をお客様にお伝えしました。
すると、お客様は少し驚いたような、それでいて嬉しそうな表情で、「これ、結婚したときに妻と選んだ家具なんですよ」とお話くださいました。

その言葉を聞いて、長く大切に使ってこられた家具なのだと伝わってきました。
そして本題の片付け費用についてですが――
買取業者さんがおいくらで提示されていたのかは分かりませんが、「弊社で対応するのであればこの金額でやります」と見積もりをお出ししました。
相見積もりということもあり、少しでもお客様の負担を抑えたいという気持ちもありました。
作業人数についても、「3人なら余裕を持って進められるけれど、2人でも工夫すれば何とかなるだろう」と判断しました。
この判断が、のちのち少し響くことになるのですが……。
その後、お客様から「今回はトントンさんにお願いします」とご依頼をいただきました。
相見積もりの中で選んでいただけたことは、素直にうれしかったです。
作業当日 ― 判断と段取り
お見積もりの段階では、「家の中」と「ガレージ」の2箇所を片付ける想定でいました。
当日は2階から分別をスタートし、1階のリビング、廊下、キッチンと順に進めていきました。
そんな中、お客様とお話ししていると、庭の不用品も処分してもらえると思っていたことが分かりました。
(相見積もりを意識し過ぎて、お庭の説明が抜けてしまっていたのかも……)

お庭までとなると、2人では正直厳しいです。そこで、お昼から急きょ1名の応援を手配しました。
昼休憩後、応援に来てくれたスタッフにはトラックの運搬を任せ、私は家の中を片付けきる作戦に切り替えました。
家の中さえ終えてしまえば、お客様の立ち会いなしでもガレージは後日対応できると考え、その旨を丁寧に説明したうえでご了承いただきました。
庭にあったプランターの土出しはお客様も手伝ってくださり、なんとか1日目で家の中とお庭の不用品処分までは終えることができました。
数日後、残ったガレージもすっきりと片付け、写真とともにお客様に終了のご報告をいたしました。
今回の実績
排出量:可燃570kg/不燃290kg/紙類240kg
1日目:2名+午後のみ1名応援
2日目:2名×半日
ご請求金額:88,000円(税込)
※今回はこちらの判断ミスで作業が伸びてしまったため、追加料金はご請求しておりません。
お客様の声
時間が伸びてしまったにも関わらず、知人にも紹介したいとのお言葉、大変光栄です。
この度はご依頼いただき、本当にありがとうございました。
片付けにお困りの方へ
片付け業者を選ぶとき、料金の安さはもちろん大切です。
ただ、それだけでなく、不用品がどこへ運ばれ、どのように処理されるのかも確認しておくと安心です。
今回のように、買取の可否や金額は、業者や専門分野によって判断が分かれることもあります。
「これはきっと値段がつかないだろう」と自己判断してしまう前に、一度ご相談いただければと思います。
家具や家電など、写真を撮ってお送りいただくだけで大丈夫です。
写真だけでは判断が難しい場合は、無料で現地確認にも伺っています。
※掲載している画像は、実際の現場写真ではなく、記事内容をもとに作成したイメージ画像です。





