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介護ベッドを入れるために不用品処分_刈谷市一軒家
夕方近くに1本のお電話がありました。
「不用品を回収してほしいんだけど…」
詳しく伺うと、介護ベッドを入れるため業者さんに頼んで部屋の中から家具を庭に出してもらったとのこと。
と…そこまでは良かったが、市の粗大回収に頼もうと思ったら玄関先に出ていないと回収できないと言われてしまったのだそう。
「自分で玄関先まで出そうと思ったんだけど、わき腹を骨折してしまってね」
骨折！？それは厳しいと思います…
「急ぎでなんとかならんかね？」
時計を見ると、すでに処分場の受付時間は終わっています。
さすがに今日は間に合いませんが…明日なら対応できますので、朝一で状況の確認に伺ってもよろしいですか？
「それじゃあ、もうおたくにお願いするで明日来てもらえるかね？」
かしこまりました。それでは、明日よろしくお願いします。
お見積もり
お宅に到着すると、玄関先には車が2台停まっていました。
ぶつけないよう慎重に運び出さなきゃ…などと考えつつ、インターホンを鳴らします。
すぐにお客様がお見えになり、挨拶をしてさっそくお庭を拝見することに。
アイテムは、テレビボード・ガラス扉付き収納棚の2点。
試しに持って重さを確認してみると…テレビボードは余裕。
収納棚はなんとか持ち上がりましたが、動かすのはちょっと無理（汗）
（扉を外したらいけるかも？）
ちゃちゃっと3枚外してみたところ…さっきよりは軽いけどやっぱり無理。
じゃあ、解体しちゃおう♪
ちょっぴり大きな音が出ますが、お庭で解体しても良いかを確認するとOKとのこと。
ハンマーを使って、みるみるうちに解体していくと…
「ええ！？すごい！！うちの息子じゃやれないわ」
これぐらいチョチョイですよ！なんて軽口を叩きつつも、内心はうまくいってホッと一息。
「そういえば、まだ家の中にもあったのを忘れていた！！」
！？
確認をさせていただくと、こたつとテーブルの2点のみ。
しかし、このテーブル…ぎっしり詰まっている感じでやたらと重い！それに何だか雰囲気もあるし、このマークは…
このテーブル、カリモクですか？
「そうそう。この家を購入した時に買ったやつだからもう古いけどね」
多少年月が経っていても、カリモクだったら値が付いたりします。
お客様にご了承いただき、家具専門の買取屋さんに確認してみると『2,000円で出張買取します』とのこと。
処分費が減るうえにお金までもらえて、おまけに取りに来てくれるんなら是非！と、大喜び。
お話ついでに、最近はタンスからプラスチックの衣装ケースに替える方も増えていることをお伝えすると…
「どっちの棚を捨てるか迷ってたけど、あんたの話を聞いたら木製の方にするわ」
参考になったようで何よりです。
「あと、カーペットもあるんだけど…ついでにいいかね？」
ここまで話し込んで『カーペットは追加費用いただきます』とは言えません（汗）
分かりました！喜んでやらせていただきます！
また13時頃にお伺いする約束をして、お宅を後にしました。
作業内容
お宅に到着すると、出張買取の方もちょうどお見えになりました。
玄関先にお客様がいらっしゃったので、ご挨拶をして作業スタートです。
午前中に解体した物を運搬しつつ、カリモクのテーブルは買取屋さんと一緒に運び出し。
う～ん、ズッシリ。
やっぱり高い家具って素材もいい物を使ってますね！
そんなこんなでアイテムは5点だけなので、あっという間に積込みまで完了しました。
・・・
作業後、少しだけお話をさせていただきました。
年齢的にも亡くなった父親に少し重なるところがあり、お怪我の具合を伺ってみると…
「今は骨折したところにボルトが入っているけど、それが取れたらまだまだ運転もするつもりだよ」
私の父親も脳梗塞で倒れるギリギリまで運転をしていて、帰省するたびに車の傷が増えていたのを思い出しました。
そろそろ免許返納したら？と説得しても、返したら買い物にも行けへんがな！と…
そんな父との記憶が蘇り、運転には気を付けてくださいねと息子でもないのに出過ぎたことを言ってしまいました。
「また何かあったらお願いしますね。買取もしてもらえて本当に良かったわ」
こちらこそ、またいつでもお呼びいただければ駆けつけます！そして末永くお元気でいてくださいね。
この度は片付けトントンにご用命いただき、ありがとうございました。
総排出量：可燃・不燃100kg ご請求金額：15,000円（税込） 買取金：2,000円
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