解体前の物置の画像

不用品回収

大府市の物置解体事例:40年の思い出を大切にお片付け

「主人が組み立ててくれた物置だから…」

家の片付けや物置の処分は、「いつかやらなきゃ」と思っていても、時間や費用を考えるとなかなか踏み切れません。

そんな中、今回は40年以上使われ続けた物置の解体・回収のご依頼をいただきました。

お客様の大切な思い出に寄り添いながら、安全に作業した様子をご紹介します。

1本の電話から始まったご依頼

以前にも弊社をご利用くださったお客様からお電話をいただきました。

「あの時、2階から学習机を出してもらったでしょう?とても助かったの。今回は古くなった物置の解体をお願いできるかしら?」

声の奥には、期待と少しの不安が混ざっているように感じました。

訪問して驚いた物置の姿

お電話から最短の2日後に訪問させていただきました。

小さな物置だったらその場で対応できるかもしれないと思い、念のために工具箱を持参。

インターホンを押して門をくぐり、階段を上ると、目の前に大きな物置が飛び込んできました。

(あっ、思ったより大きい…)

40年近く外に置かれ続けた物置は錆びが進み、ネジ穴は固着。人力ではどうにもならない状態です。
錆びでネジ穴が埋まっている画像

「これは電動工具がないと無理だ」——直感でそう思いました。

お客様の事情と費用の現実

「今すぐの対応はちょっと厳しいです」と正直にお伝えすると、お客様は笑顔でこう話してくださいました。

「もともと今日すぐにやってもらえるとは思ってなかったの。でも、私も忙しいから水曜と日曜の午後しか休みがなくて…」

さらに、他の業者にも相談された経緯を教えてくださいました。

「シルバーさんは解体はやっていないと言われたの。ただ、買い替えのときに解体サービスがあると思うと言われたので、さっそく問い合わせたら『5万円』って言われて…。新しい物置が1万2千円なのに、解体で5万。組み立ても頼んだら全部で10万円もかかっちゃう…」

思わず「それは高すぎますね」と口に出してしまいました。

「今やるしかない」と即日対応

日曜は弊社の定休日。そして平日は、お客様のご都合が限られている…。

「いつやるの?今でしょ!」

そう判断をして即会社に応援を要請。幸い、すぐに1名が電動工具を持ってトラックで駆けつけてくれることになりました。

作業・解体・運搬すべて込みで3万円。物置内の資源回収も含めたご提案に、お客様は即決してくださいました。

「実はね、お昼を食べずに急いで帰ってきたのよ」

そう話されたお客様に、「あとは私たちに任せて、お昼を食べて待っていてくださいね」とお伝えしました。

解体作業の様子

応援が到着するまでの間、やれることだけでも…とネジに潤滑剤を吹き付けておくなど準備を進めました。

倉庫の中にあった物を全部出し、屋根が飛ばされないように置かれていたレンガを一つずつ下ろしていると、念願の応援が到着。

そこからは二人体制で解体作業を行いました。

外す人、支える人で声を掛け合いながら、1面、2面と順調に取り外していきます。

解体中の物置の画像

さすが電動工具、早い早い!

わずか15分足らずで解体が完了し、積み込みまでスムーズに終えることができました。

敷いてあったブロックやレンガは、すぐに新しい倉庫を購入されるそうなのでご希望通りそのままの状態に。

物置を解体した後の画像

ネジやナットなどが落ちていないか最終チェックをしていると、土台の隙間からひょっこり顔をのぞかせたヤモリさん。

「隠れる場所がなくなっちゃったね」と声をかけると、そそくさとお宅の方へと去っていきました。

後で聞いた話ですが、お客様もそのヤモリを見たことがあるのだそう。

これからも末永くおうちを守ってあげてね♪

お客様の言葉に胸が熱くなる

作業を終えたあと、事例として紹介させていただけないかとお聞きすると、お客様は少し笑みを浮かべながらこう話してくださいました。

「この物置ね、亡くなった主人が“私を喜ばせよう”って、買ってその日のうちに組み立ててくれたの。雨の日だったのに(笑)。だから思い入れがあって手放せなかったけど、もう倒れそうだったからね…すぐにやってくれて本当に助かりました。最後にまた何かの役に立つなら、主人も喜ぶと思うわ」

(こういう話にめっぽう弱いんです、私…)

また何かあればいつでもご連絡くださいと伝え、お宅を後にしました。

バックミラー越しに、私の車が見えなくなるまで深々とお辞儀をしてくださったお客様。

なんとか対応できてよかった!と心からそう思いました。

作業データ

総排出量:金属類70kg、資源ごみ3袋(スプレー缶、小電など)

ご請求金額:26,000円(税込)

作業人数:スタッフ2名

作業日数:30分程度

今回の学び

・事前確認が大切
物置の大きさや錆の状態を事前に把握し、必要な工具を見極める。

・安全第一
二人体制で解体することで、倒壊や怪我のリスクを防ぐ。

・お客様に寄り添う
限られたスケジュールに柔軟に対応することが重要。

・思い出への配慮
長年使われた品には、必ず背景や思い入れがあることを意識する。

最後に

今回も「安全に・迅速に・スッキリと」作業を終えることができました。

この度は片付けトントンにご依頼いただき、心から感謝申し上げます。

物置や粗大ゴミ、家の片付けなど、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。

お客様の思い出に寄り添いながら、最適な解決をお手伝いさせていただきます。

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