※本記事は、実際の作業事例をもとに、プライバシー保護のため、一部内容を調整して掲載しています。
※掲載している画像は、実際の現場写真ではなく、内容をイメージしたものです。
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他社で100万円・60万円と見積もられた1Rのゴミ屋敷片付けを、18万円で対応した事例です。
正直、最初に金額を聞いたときは、「1Rでそんなにかかるかな?」と私も驚きました。
しかし、実際に現地で確認してみると、物量は多いものの、想定していたほど極端な状態ではありませんでした。
また、ご本人も作業に参加してくださったこともあり、作業内容を整理することで費用を抑えることができました。
当日の様子も含めて、実際の流れや費用の内訳、判断のポイントをご紹介します。
ご相談のきっかけ
今回のご相談は、アパートを管理されている方から寄せられたものでした。
1Rの居住スペースは、いわゆるゴミ屋敷・汚部屋状態で、当初はご本人に片付けを任せる方向で進められていたそうです。
しかし実際には、ご本人だけでの対応は難しく、また年齢的な事情もあり清掃費用をすぐに用意できる状況ではありませんでした。
そこで、どれくらいの費用になるのかを把握するため、ネットで見つけた清掃業者に見積もりを依頼。
すると返ってきたのは、
「100万円ほどかかる」
という回答でした。
不安を感じて別の業者にも確認したものの、こちらも約60万円という結果に。
金額の妥当性について判断がつかず、3社目として当社へご相談をいただくことになりました。
実は、管理を担当されている方の会社は当社のすぐ近くにあり、以前から当社の名前は知っていたのだそうです。
今回の件をきっかけにふと思い出し、
「一度、相談してみよう」
とご連絡をいただいたとのことでした。

現地確認と見積もり判断
事前に高額な見積もりが出ていると伺っていたため、かなり深刻な状態を想定して現地へ向かいました。
しかし実際に確認してみると、物量は多いものの(一番高いところで腰のあたりまで)、床が完全に見えないほどではなく想定の範囲内という印象でした。
また今回は、
「ご本人さまも一緒に作業するので、その分費用を抑えたい」
というご事情も正直に教えていただきました。
そのうえで、今後も相談していただける関係性でありたいという思いから、作業内容と物量を踏まえて人員配置を検討し、1日×3名体制での見積もりを作成。
正直なところ、やや余裕の少ない人数だったかもしれませんが、現場の状況を踏まえたうえでの判断でした。
金額をお伝えした際には、
「これぐらいなら…正直ホッとしました」
と、安堵した表情でおっしゃっていました。
ただ、「自分だけでは決められないので、少し検討したい」とのことで、一度持ち帰りとなりました。
他社見積もりとご成約までの流れ
最初に高額な見積もりを出した業者についても、詳しくお話を伺いました。
お部屋を確認するや否や、
「早くやらないと大変ですよ」
といった言葉で、早めの判断を促される場面もあったそうです。
複数人での訪問についても、その場で判断を求められるような雰囲気があったそうです。
ただ、今回の作業内容を冷静に整理してみると、1Rで100万円、あるいは60万円という金額は、一般的なゴミ屋敷・汚部屋片付けの相場と比べても、やや高い印象を受けました。
こうした経緯も踏まえたうえで、管理会社さまにも情報を共有させていただき、作業内容や金額などを改めてご説明。
最終的には、ご本人が支払いできそうかどうか次第、という結論になりました。
その後、約1週間の検討期間を経て、正式にご依頼の連絡をいただきました。
ゴミ屋敷・汚部屋片付けの見積もりで感じたこと
実際に、ゴミ屋敷や汚部屋の片付けは、1Rのような比較的コンパクトな間取りでも、「見積もりで100万円と言われた」という相談を受けたことは過去にもありました。
もっとも、作業内容や物量、建物の条件によっては、高額になるケースもあり得ます。
一方で、相場を知らないまま提示された金額だけを見ると、その金額が妥当なのかどうか、判断がつきにくくなってしまう場面も少なくありません。
これは、初めて片付けを依頼する方の多くが感じる不安でもあります。
また、初めに高めの金額を提示し、その後の調整で金額が下がることで、お値打ちに感じられるような見積もりの流れになるケースもあるようです。
もちろん、すべての業者がそうというわけではありませんが、そうした手法もあることを知っておくと、判断の助けになるかもしれません。
だからこそ、「今の状態で、一般的にはどれくらいの費用感なのか」を一度整理したうえで判断することが、落ち着いた選択につながると感じています。
ゴミ屋敷・汚部屋片付けの料金や相場については、別ページでまとめています。
実際に、いくらくらいが相場なのかを知りたい方は、こちらも参考にしてみてください。
作業当日の様子
当初の想定では、「作業員3名いれば問題なく終えられるだろう」という判断でした。
しかし実際に作業を進めてみると、想定以上の物量があり、処分場への搬出は結果的に3回行うことに。
搬出対応で人手を取られたため、室内で作業できる人数は、実質2名という時間帯もありました。
それでも、ご本人がトイレや浴室の片付け、中身出しなどを積極的に手伝ってくださり、作業は止まることなく進行。

正直なところ、かなりギリギリでしたが、全体としては予定通りの流れで対応することができました。
実はこのあと、作業中に思いがけない出来事がありました。
見つからなければ20万円…探していたカギが見つかった瞬間
作業の途中で、「探してほしい」と言われていた玄関のカギを発見。

このカギは管理上とても重要なもので、もし紛失していた場合は全交換となり、20〜30万円ほどかかる可能性があると聞いていたそうです。
それまで緊張気味だったご本人の表情がふっと緩み、
「正直、カギさえ見つかれば、あとはもう全部処分でもいいくらいなんです」
と、ぶっちゃけた話もしてくださいました。
作業終盤、お客様の判断が変わった瞬間
それまで残す方向で仕分けしていたグッズ類(フィギュアやプラモデル)についても、箱の潰れや状態などを総合的に判断。
最終的には買取業者へ引き取り依頼となり、買取金はそのままご本人へ還元させていただきました。
作業の終盤、荷物の下からテレビが出てきましたが、
「追加費用がかかってもいいので、今回まとめて処分してもらえますか?」
と、判断も前向きに。
部屋が片付いていくにつれて、気持ちの負担も少しずつ軽くなっていったのだと思います。
作業後の様子
作業が終わり、部屋全体が見渡せるようになったとき、ご本人はしばらく何も言わずに部屋を見渡していました。

その後、
「こんなに広かったんですね」
と、ぽつりと一言。
張りつめていた空気がほどけたような、ほっとした空気が流れていたのが印象的でした。
こうした瞬間に立ち会えることが、この仕事をしていて良かったと感じる時間でもあります。
1Rのゴミ屋敷片付けの費用の実例
作業人工:3名 × 1日
総排出量(目安):可燃・不燃ごみ550kg/紙・布類250kg/ペットボトル60kg/アルミ缶40kg/ビン30kg/金属類60kg/冷蔵庫 ×1/テレビ ×1
ご請求金額:18万円
まとめ
ゴミ屋敷や汚部屋の片付けは、金額が金額なだけに、「このまま依頼してしまって大丈夫だろうか?」と判断に迷うこともあるかと思います。
今回のケースも、最初に提示された見積もり金額だけを見れば、焦ってしまったのも無理はありませんでした。
ですが、複数社に見積もりを依頼したことで相場感が分かり、作業内容を冷静に見直すことで、無理のない形に落とし込むことができました。
もし今、
「誰に相談したらいいのか迷っている」
そんな状態であれば、焦って決断をせず、他の業者にも見積もりを依頼してみるのがオススメです。
片付けトントンでは、ゴミ屋敷・汚部屋の片付けのご相談を承っています。まずは、お気軽にお問い合わせください。
サービスエリアは愛知県内(一部地域を除く/名古屋市・豊明市・大府市など)です。
詳細は、「ゴミ屋敷片付け・掃除ページ」をご覧ください。





