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2020-09-25

ときどき営業日誌|別居していた親の家の片付け

スタッフの岡本です。

別居していたご両親がお亡くなりになり、部屋の退去や家の解体をするために実家を片付けたいというご依頼が増えています。

今回は、その実例と関連するデータをご紹介します。

親との別居・同居などの統計と実家の片付けの関係

近年、親と別居するケースが増えていると感じますが、はたして、それは事実でしょうか?

(ご紹介するデータは、「政府統計 グラフでみる世帯の状況」を参照・加工したものです)

まずは、「家族形態別にみた65歳以上の者の構成割合の年次推移」をご覧ください。(ちょっと見づらいので、このグラフはパスしていただいても大丈夫です)

家族形態別にみた65歳以上の者の構成割合の年次推移

上のグラフの内、65歳以上の親だけで暮らしているケース(別居率:橙色と黄色の合計)をグラフにしてみます。

65歳以上の親だけで暮らしているケースのグラフ

1986年には32.1%だった別居率はその後どんどん増え続け、30年後の2016年には57.5%と、もうすぐ2倍に届きそうです。

別居していると、やはり実家の片付けはやりにくくなります。ましてや、遠方にお住まいの場合は、すべてを自分たちだけで片付けるのは困難が伴います。その結果、重くて大きい物だけでも業者に頼むという流れが起きているように感じます。

次に、「年齢別にみた父母の生存状態別人口割合」をご覧ください。

(ご紹介するデータは、「国立社会保障・人口問題研究所 現代日本の世帯変動」から抜粋しました)

※横軸は子供の年齢で、その時、親が生きているかどうかの比率をグラフにしたものです。

年齢別にみた父母の生存状態別人口割合のグラフ

子供の年齢が45-49歳の時の両親が死亡している割合は8.1%、その後は年齢が上がるごとに、さらに比率が大きくなっていきます。

これは、別居していた親の家を完全に片付けなければいけなくなる年齢の分布に、かなり近いものだと思われます。

ある程度、このあたりの数値を意識しながら、親が元気なうちに生前整理ができれば暮らしやすい実家になるし、もしもの時の遺品整理も比較的しやすくなるだろうと考えられます。

実例1:親が住んでいたアパートの片付け

「父が亡くなり、アパートを退去するので片付けてほしい」というお電話をいただきました。

関東からいらっしゃるとのことで、その日にあわせてお見積りの日程を調整しました。

お見積り

目指すお宅は、団地の3階です。玄関に着くと、姉妹でお出迎えくださいました。

間取りは3DK。可燃ゴミはほとんどなく、家具や趣味の物が残っている程度でした。ゴミの回収日にあわせて何度も通われ、お二人だけで分別・処分を頑張ったのだそうです。

片付け前のお部屋の様子

大きい家具もたくさんあり、女性二人だけで階段から降ろすのは、かなり大変な量です。

城や鉄道の模型がお好きだったようで、ケースに入ったジオラマもたくさんありました。

ケースに入った鉄道模型のジオラマの写真

処分するにはもったいない物も多かったので、グッズ系の買取に強い業者さんをご紹介しました。

比較的キレイなお部屋ですが「次に入居される方に気持ちよく使ってもらいたいから」とのことで、不用品の処分の後、ハウスクリーニングもしてほしいというご要望でした。

お二人ともYouTubeで片付けトントンの動画を見てくださっているようで、竹内の清掃が見たいということもあり、すぐにご成約いただきました。

片付け作業当日

スタッフは、竹内、安永、兼子の3名。

あらかじめ取っておく物はよけてくださっていたので、とても助かります。

ご依頼主様が取っておいてほしいとおっしゃった物の写真

ベッドやスチールラックなどの大きい物は解体しましたが、運搬がメインだったので作業は順調に進み、午前中のうちにすっかり物がなくなりました。

不用品を運び出した後のお部屋の様子

安永と兼子がエアコンを取外している間、竹内が掃除を始めます。

「トイレ掃除が見たい!」とおっしゃられたので、竹内が実際に作業をしながら手順、コツ、洗剤の使い方などを細かく説明しました。

他のメンバーは、床の掃除機掛けや水拭きなどを済ませ、清掃も完了です。

【リビング360°ビフォー写真】

【リビング360°アフター写真】

最後に、ご依頼主様の希望で記念撮影もし、大変ご満足いただけたご様子でした。

実例2:親が住んでいた一戸建ての片付け

「親が住んでいた家を退去するため、片付けてほしい」というお電話をいただき、すぐにお見積りに伺いました。

お見積り

お宅に到着すると、女性のご依頼主様がすでに玄関の前でお待ちになっていました。

道がわからなくて何度も私が電話をしてしまったため、心配して外で待ってくださっていたそうです。本当にご迷惑をおかけしました・・・。

1階の様子

玄関は6畳ほどの土間になっていて、1階は1LDKです。

大小さまざまなタンス、棚、机が30個ほどありましたが、物はまったく入っていません。中身は、なんと妹様とお二人だけで片付けたのだそうです。これだけの量は、本当に大変だったろうと思います。

2階の様子

階段を上がると、6畳一間にベッド、マットレス、タンスと細かい物がちょこっとある程度でした。

ふと、奥の方に目を向けると、とても立派な宿の模型が・・・。なんだか優しくてあたたかなオーラを感じます。

和風ドールズ・ハウス 伝統旅館の写真

お母様が作られたそうですが、あまりにも大きくて飾っておけないため、処分するとのことです。

それならばブログで紹介させてください!とお願いしたところ、「写真を載せてもらえるなんて母親も喜びます」とおっしゃってくださいました。

実は、姉妹そろって片付けトントンのYouTubeやブログをご覧いただけているそうです。本当にありがとうございます!

そんなこんなで、トントン拍子にご成約いただきました。

片付け当日

出動スタッフは4名。

道幅が狭いため、小さいトラックで行ったので、ゴミ処理場への運搬が3回戦になってしまいました。

トラックが処分場へ行ってる間に、残ったメンバーで掃き掃除。キレイに使っていらっしゃったので、そのまま退去していただけそうです。

スッキリしたお部屋になり、ご依頼主様にもご満足いただけたご様子でした。

まとめ

実家は、親が長年かけて築き上げてきたものですから、たくさんの大切な物や思い出が、ぎっしり詰まっています。

親を説得しつつ、可能な限り片付けて、暮らしやすい家にするという目標で進めることになるのでしょうが、強い拒否がある場合は、それもかなわないかもしれません。

実家の片付けは、なかなか難しい問題です。

親の説得の仕方や、もしもの時の遺品整理について書いた次のブログも、よろしかったらご覧ください。

生前整理が進まない5つの理由と解決法

エンディングノートの書き方①(生前整理編)

親の家を片付け|親子の思いとキーパーソン

ご遺族様の想いと遺品整理業者ができること

遺品整理の仕方、料金相場、いつから?ポイント解説

「note」を更新しました

「小さな習慣」という本を参考に、片付けを習慣にする方法、めんどくさいという気持ちを減らす方法について考えました。

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コメント12件

 りさ | 2020.09.25 8:16

おはようございます。

正に今、欲しい内容でした。
いざとなってからでは厳しい物があると実感したばかりだからです。

物は中に収まっているけれど物が多く、母が入院前にあちこちに運び入れたゴミが沢山あるから、分別も大変。

どちらもご姉妹で片付けをされたとの事。それだけで力強い物がありますね。

そして、トントンさんだから安心してご依頼出来た事と思います。

途方に暮れたばかりですが、私はギリギリまで1人で分別を頑張りたいと思います。それでもダメならトントンさんが居ると思えば力強いかな?

 片付けトントン | 2020.09.25 9:42

りささま。
部長の森です。いつもありがとうございます。

お一人で実家を片付けるのは、とても大変かと思いますが、あまりご無理なさらないよう、ご自愛ください。
陰ながら応援しています。

 ささのは | 2020.09.25 8:50

更新ありがとうございます。
親の住んでいた家の片付け問題。(・_・D フムフム・・
我が家に両隣がその真っ只中です。中々、とんとん拍子にはいかない様子です。
係累が多いのも意見集約に手間取る一因だそうです。片付かない理由は様々ですね。
私も自分に小さなルールを設けています。
床に物を置かない、使った物は速攻あったところへ戻す、見えないところを整理しておく。・・なかなか難しい時もありますが、程々に頑張ってます(^^♪

片付けには涼しくなって格好の時季です。親の遺した蚕室の片付け、ラストスパートがんばりまーす。
皆さまもご自愛ください。

 片付けトントン | 2020.09.25 9:54

ささのはさま。
部長の森です。いつもありがとうございます。

実家の片付けは、大変ですね~。
しかし、それも順番。私も、あまり娘に迷惑をかけないよう、片付けなければいけません。

蚕室の片付けもラストスパートとのこと、素晴らしいです!
あまりご無理なさいませんよう、どうかご自愛ください。

 アスパラの種 | 2020.09.25 12:27

更新、ご苦労様です。
元々遺品整理は大変なんですよね。そこへ別所帯が増えたことにより、深刻になってるのでしょうか。
トントンさんの情報提供が、皆さん助かってるんですね

過去のブログ(特にエンディングノート)も見て参考にします

 片付けトントン | 2020.09.25 12:56

アスパラの種さま。
部長の森です。

遺品整理は、気持ちの整理も含め大変ですね。
できることなら、なるべく生前整理をしておきたいところです。そうすることで暮らしやすくなりますし。

コメントありがとうございました。

 藍銅鉱 | 2020.09.25 17:11

えっ、記念撮影してもらえるの?
いいなーと思ってしまいました

 片付けトントン | 2020.09.25 17:43

藍銅鉱さま。部長の森です。
記念撮影は、ちょっと恥ずかしいです(^^)

コメント、ありがとうございました!

 かえでともみじ | 2020.09.25 20:50

 いつもYouTubeやブログなど、とても楽しくみています‼︎
 私も実家の片付け問題が他人事ではない年齢になったな、と感じます。
 データもとても勉強になりました。私も子ども達には迷惑かけたくないと思い、片付けトントンさんの動画を観ながら、楽しく掃除をしています‼︎
 部屋はきれいになり、トントンスタッフさんと記念撮影出来ただなんて、いい事尽くめ‼︎うらやましいです(^^)
 体調を崩しやすい季節ですので、お体に気をつけて下さいね。
 すてきな営業日誌をありがとうございました‼︎

 片付けトントン | 2020.09.26 6:32

かえでともみじさま。
部長の森です。

動画を観ながら楽しく掃除をしていらっしゃるとのこと、とても嬉しいです。

涼しくなってきましたね~。
かえでともみじさまも、お体には十分にお気を付けください。

コメントありがとうございました!

 フミ | 2020.09.26 9:24

興味深く拝見しました。

数年前、両親は長男との二世帯に引っ越しました。
住んでいた実家は売却のため両親が片付けたのですが、トラック2台分捨てたとのこと。
当時両親は70歳。
引っ越しも、片付けも、ギリギリの年齢だった、これ以上年をとるともう無理だったと言っていました。
色々な判断や体力を考えると本当にそう思います。
両親亡き後実家が残れば、片道2時間かけて自分たちが片付けなければいけなかった、その時自分の年齢は・・・と思うと、両親に感謝です。

ブログを読んで、片付けとそれができる年齢のことを考えさせられました。

 片付けトントン | 2020.09.26 10:16

フミさま。
部長の森です。

長年暮らしてきたわけですから、実家の片付けは、どうしても大がかりになりがちです。ご両親が片付けをされたとのこと、本当にすごいですね!

私も還暦を過ぎ、なるべく物を増やさないようにしようと思っているところです。

コメントありがとうございました!

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